まいさんの記事 を読んで、考えた。



働くということ。



僕にとって、今の仕事は天職だと思ってる。



とても性に合っていて、大変だけどとてもやりがいを持っている。



だから、よく、趣味は?って聞かれると、



仕事かな。って答える。



だけど、今の仕事を昔から目指していたかというと実はそういうわけじゃない。




ちょっと、学生時代に遡ってみます。



僕は大学での専攻は実は理学部物理学科。



ははは、これ言うとみんなびっくりします。



昨日もhiroさんは国文学かなんか専攻?って聞かれたから、



いやいや、その反対だよ。と言うと、まったく見えない!と驚かれた。



よく言われることです(汗)



物理学科なんかに入ったのも、理由はとてもシンプル。



アインシュタインみたいな人に憧れていたから。



E=MC(2) (2乗) という単純で美しい数式で世界を表現した発想のすばらしさ。



僕は子供の頃から、星を見るのが好きで、望遠鏡で月を見たり、流れ星を一晩中数えていたり、そんなことが好きな子供だった。



SFが好きで、次元の違う世界とか、UFOとか、そんなことも好きだった。



宇宙は、世界はとても単純で美しい規則で成り立っていて、そんなことを知るのが好きだった。




だから、物理学科を目指した。理系というよりも、哲学的思考、真理の神秘さ、美しさそんなことに興味があったわけ。



実際入ってみると、随分イメージが違い、理系の勉強には全く興味がなくなった。



また、そこにいる理系の学生達の感覚について行けなかった。全く違う人種なんだもん。




それで、僕は、サークルに没頭する。



イベントを企画、実行するサークル。



スーフリみたいに、遊びサークルじゃないよ。



まじめに、講演会とか新歓ダンパとか、ライブを企画したりとか、学祭では応援団と協力して、イベントの一部を請け負ったりとか、



まじめ顔で、企画会議して、場合によっては夜中まで議論し、ものを0から1にしていった。



イベント中は、進行に終われ、こっちは遊ぶどころではない。でも、来てくれた人が喜んでいる姿を見るのがたまらなくうれしかった。充実感を感じていた。



サークルの仲間はほとんど文系。



文系の子たちと同じように、学部には顔を出さずに、サークルばかりの毎日。



理系は授業でないと、試験だけでは単位はとれない。



失恋話などもいろいろ重なり、気づけば、3留。



さすがに、2留の頃はとにかく卒業するためにまじめに授業に出たけど、記号ばかりでわけの分からない計算ばかりで、ほんと感覚的について行けなかった。



なんとか、卒業のめどのついた7年生の時、就職を考えなければならなかった。



理系の人間は大体、院に行くか、もしくは、メーカー(電気、半導体等)に就職を決めていった。



そういう企業とのパイプは強かったから、決めちゃえば、いくら1浪3留でも、就職口はあった。



バブルの時代でもあったし、銀行、証券からの誘いもあった。



でも、どれも、何か違っていた。



理系に興味のない僕が、一生理系で生きていくのは想像できなかったし、いやだった。



金融系にも全く僕が行く理由が分からなかった。



だから、そういう勧誘には乗らなかった。教授にはお前でも就職できると薦められたけど。



それで、どうしようと悩んでいた時に、ふと、とある就職募集を目にする。



その時、ああ、これだわ!とピンと来た。



今まで、サークルでやってきたことの喜び、充実感と同じ感覚を味わえる。



それに、こういうことが昔から好きだった。



詳しくは、ブログなので言えないけど、そこからは、その業種の会社を何社か受けた。



年齢制限に引っかかる会社もあったし、倍率も非常に高く、受かるか分からなかった。



そして、今の会社に願書を出しにいった時、僕はなぜか、ここに入れると100%信じきってしまったのだ。



何故だか分からない。でも、絶対受かるという気持ちがわいてきたのだ。



周りからは、受かったらすごいなあなどと言われていたけど、僕はいや!絶対受かると思うよ、と言った。



僕が僕にしかできないことがあそこにはある。



そういう感覚。



そして、思ったとおりに、入ることができた。



今から考えると、あの頃の感覚は、不思議だった。



宝くじに当たったみたいだった。



そして、今、趣味だといえるくらいに、この仕事をできることに誇りを持っているし、やりがいを感じている。



ずっと、やり続け、人々を喜ばせることができたらと思っている。



ようやく仕事の話しにたどり着きました。



今日は長文です^^;



まいさんのブログを読んでいて、感じたこと。



そう、僕はお金を稼ぐために仕事をしている感覚があまりないのです。



お金がないと生きて行けないし、給料を会社からもらわないと困るのは事実。



給料もっと上がって欲しいし、余裕のある生活もしたい。



だけど、僕が仕事をしている時は、仕事自体に没頭していて、お金のためにという感覚がないのです。



自分の才能や感覚をどれだけ具体化できるか、そして、それによって、人々に喜んでもらう。



そんなことに集中してます。



だから、きつくても、休みがなくても、深夜になっても、結局、その仕事の充実感は自分に返ってくるので、苦ではない。



あかん、もう今回は限界や!って、思いながら、もがき苦しむことはよくあるけどね。




仕事ってなんだろう?



人それぞれの仕事と自分の関係ってあるんだろうけど、僕はそんな感じです。



だから、仕事が趣味っていっちゃう。寂しい人ねとは言わせない。



この仕事の魅力をいくらでも語れるから。



たとえ、一生暮らしていけるお金があっても、この仕事してるな、きっと。



あまり、まいさんとこの息子さんへの答にはなってないけど、こういう人もいるってことで(笑)



まいさんとこの息子さんが、大学に入る前からそういうビジョンをいろいろ描くことは全く悪いことじゃないと思うし、僕みたいに大学に入ったはいいものの、勉強以外にそこで経験した様々なことが、繋がっていって、仕事に結びついていくこともあるわけだし、いろんなことに興味を持って、自分が一番性にあっている仕事を見つけていけたらいいと思います。


もちろん、理系の学部で勉強して知らなかったことも知ったし、アインシュタインの世界と同じことをたくさん知った点はとてもいい肥やしになっています。それに留年して苦しんだことも。



あ、でも一言。



僕のかみさんも自営で仕事をしていて、それはすごいことだと思っています。



かみさんはよく言う。私には何の保障もない。と。



僕の様なサラリーマン、組織に守られている中で、仕事をできるということそれだけで、甘えた立場なのです。もちろん、それと引き換えに会社のためにも仕事をしているわけだけど。



個人で仕事をしている場合、仕事の成功失敗すべてが自分に返ってくる。すべて自分がかぶるしかない。



そんな厳しさの上で常に仕事をしているかみさんを僕は尊敬してます。





さ、明日も仕事きついぞ~!(笑)