今日は成人の日。
いつからだっけ?
15日じゃなくなって、1月第2月曜日になったのは?
20歳。
今から、20年前。
俺が20歳の頃、生まれた子が今年成人かあ。
20歳の頃。
僕は1年浪人して大学に入った。
19歳。
7月生まれだから、20歳はすぐだった。
サークルは企画サークルに入った。
同級生のYちゃん。
一目ぼれに近かった。
中学からずっと女子校のお嬢様育ち。
なんとなく、そのゴージャスさと、天然育ちの独特の感性に惹かれた。
突拍子もないことを、言う子だった。
企画会議でも、Yちゃんのいうことは、面白かった。
純粋培養されてきてるから、本人はいたって真っすぐ。
真剣にしゃべって、でも、すぐ感情が抑えられなくなって、すぐ涙する。えーん♪
かわいかった。
でも、彼女は3年生のN部長のことが好きだった。
感情を隠さない子だから、みんなに「N先輩好き、好き」って言う。
N先輩は、実はほとんど僕と年は変わらなかった。
現役で入り、3月生まれ。
4ヶ月先に生まれただけだった。でも先輩。
N先輩は、そのうち、同じ1年生の子と付き合い始める。
Yちゃんは、たぶん初めて真剣に好きになった男の人に夢中だった。
彼女がいるのに、N先輩の下宿に行き、ご飯を作ってあげたり、何かと世話を妬きにいく。
N先輩と彼女とYちゃんの三角関係が続いた。
Yちゃんは、それが耐えられなくなると、よく泣いた。
俺は、そんなYちゃんをいつも励ました。
二股を平然とかけ続けるN先輩に憤りを覚えた。
こんなに俺が好きなYちゃんを泣かせやがってと。
でも、Yちゃんはそんなことではあきらめなかった。
「こうしてれば、きっと私が彼女になるもん」と。
夏、YちゃんはN先輩に処女をささげることになる。
その話を聞いて、僕は悔しくて悔しくて、泣いた。
僕は、Yちゃんに告白した。でも、だめだった。
こんな二股エロ野郎のどこがいいのか。
散々好きにされて、泣かされて。
「ずっと待ってるから。疲れたら俺のところへおいで。ここはいつでも空けとくから」
俺は、荒れた。酒を飲んで荒れた。ひどく荒れた。
ウイスキーをラッパのみし、初めて、記憶をなくした。
酒びたりの日々だった。
Yちゃんはその後、一時期、正妻の座を得ることとなる。
僕は他の人と付き合うもすぐ分かれた。
僕らが、2年生になって、また、新人がはいってきた。
N先輩はまた新人に手を出した。
そのMちゃんも、一時期僕と友人が気に入って、恋の鍔迫り合いをしていた子だった。
どちらかと、付き合うかもしれないというところまできていた。
しかし、またしても、N先輩に持っていかれたのだ。
やられてしまったのだ。
しかも、Yちゃんがいながら。
さらに、昔の彼女とも切れてなかった。三股だった。
俺はさすがに切れた。
N先輩の胸倉を掴んで、「おまえ、ええかげんにせーよ!」
と投げ飛ばした。
N先輩をサークルからも追い出した。
先輩全員追い出した。
そして、俺がサークルの部長になった。
N先輩はMちゃんからも責められ、反省し、
「Mちゃんひとりと真剣に付き合うから許してくれ」と謝った。
「Mちゃんにまで、Yちゃんみたいな思いさせたら、殺すぞ」と言った。
そして、僕はYちゃんと付き合うことになる。
彼女が、初体験の相手。遅いでしょ(^_^;)
Yちゃんは、N先輩にささげてたから初体験じゃなかったけど、N先輩仕込みの技で結構SEXはうまかった。
ま、今の俺の技は考えたら、Yちゃんに原点があるのかも。
結局、Yちゃんとは4年生の秋ごろまで続くことになる。
でも、別れた。
別れたときは、前述の4車線道路放出という映画張りの結末でEND。
俺は、例によって、別れてからも荒れて荒れて、
まあ、サークル三昧で元々単位がなかったんだけど、留年。
その後、3留まですることになる。
ま、それはまた気が向けば書くよ。
そして、あの震災で想い出の地そのものが崩れ消え去ることになる。
こう書いてみると、今でも変わらないな。
20歳の頃と40歳の今の俺。
あの頃の2倍の人間にはなってません。
20歳の頃、
40になってもおっさんにならずに、ジーンズかっこよくはく男を目指す!
と言っていた。なんとかなってるかな。
でも、今だって、好きな女の子が、N先輩みたい横からかっさらわれて行かれたら、むかつくし、心が痛くなる。
変わらない。
ちょこっとこらえられるようになっただけ。
今彼女はいないけど、好きな子が違う男に興味持ったりするとやっぱり心中穏やかじゃないよね。
それが、たとえどうしようもないことでも、それがたとえ旦那の話だとしても。
でも、家康みたいに、そういう時は待っちゃうのかなあ、俺はやっぱり。
いつでも味方だよ、いつでも、ここがあるって思っていいよ。
って。
せつないわあ。
涙 ~ケツメイシ~
溢れた感情は
単純に
こぼれた涙
止めずに泣いて
枯れるまで
溢れた感情は
単純に
疲れた君を
そっと包んで
忘れるため
いいわけ ~ケツメイシ~
泣きあって 笑いあって
語り合って 今になって
僕が 君を失ってしまうのは
つらいよって つらいよって
つらいよって 泣いた
君を見失って いたんだと気づいた
僕が僕であるために きっとそうだね
君が君であるために きっとそうだね
そして 2人に また 違う明日が
でも 愛して いたことは 確かだ
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