台湾では(日本でも)
絹(正絹)着物は着づらいという方へ
【きもののお手入れ】
今日、夏や単衣シーズンに着た着物をお手入れとパールトーン加工に出すため郵便局に行きました。
4キロ弱で1190元
4000円かな?と思っていましたが、今日のレートだと…
5000円くらい(円安が止まらない)😂
台湾から日本への方が日本から台湾までよりEMS代は少し安いですね?!ん?
(梱包サービスを含むせいもあるのですが…)
↓日本からの場合の見積もり額
国名とグラム数を入力します
うーん。
もっと高いイメージでしたが…
日本からの荷物は毎回10,000円を軽く超えてきます😂
5キロ超える
7キロ超える
10キロ…など重さと大きさで変わりますし、着物以外の荷物も同梱していただくせいもありますね。
日本在住の方なら、この行き来は必要ないので良いですね。
さて、
家で洗えない絹(正絹)の着物は、夏以外は着た回数や汚れ具合により、2年〜4年に一度くらい「丸洗いクリーニング」や必要があれば「シミ抜き」に出します。
1シーズンに1度しか着ていなければ、着た後軽くぶら下げてからたたみ、しまうので「お手入れ」はしません。
たくさん着たものはそれでも冬場なら2〜3年に一度のお手入れなので、実は(自分でやらない分)楽だなぁ、と思います。
そもそも頻繁に洗うものでないんですよ、正絹の着物というのは。
(緊急の汚れ以外は)
夏ものはどうしても汗をかいていますので、放っておくと数年後シミや変色となるのが怖いです。
なので、シーズンが終わったら丸洗いクリーニングと汗抜きをプロにお願いします。
絹(正絹)の着物は着心地が良く、肌にも優しいです。箪笥に眠っていたり、リサイクルで安く売られていたりします。
受け継いだり、気に入って手元にきたそれらの着物は数年に一度ですから是非「お手入れ」に出すようにしてみてください。
袖口など、思っているより肌につく部分なので、さっぱり綺麗になるのは気持ちも良いです💖
また雨の日関係なく、いつでも着れる、気に入った着物の一つにするために【パールトーン加工】という撥水加工をおすすめします。
日本の着物屋さんの中の「パールトーン取次店」が窓口です。
袷でも単衣でも夏物でも、正絹の着物にはパールトーン加工をかけておくと、雨や汚れをはじく上、その効果はパールトーン専用の「丸洗いクリーニング」なら撥水効果はそのままで一度パールトーン加工をしたら、その後の施行は必要ありません。
心配されるであろう、着心地や風合いは変わりません。
(他の撥水加工はわかりません、私はパールトーン加工のみなので)
茶道のお稽古など、水やらお茶やらの心配がある方、着物でカフェや会食に行かれるかたには特におすすめです💖
そしてなんと!!
保管中のカビ発生防止にも高い効果を発揮するとのこと‼️
湿気の多い台湾での着物に、嬉しいお知らせでした。HPによればパールトーン加工のカビ発育状態は0であることが証明されたそうです。
パールトーンHP
あと、そうそう
「あらいばり」というのは
糸を解いて、反物のようにバラバラにして洗って、また着物の形に縫う「お手入れ」
これは10年に一度くらいと聞いています。
(まだ依頼したことはありません)
でも、湿気に弱い着物。
袷(裏地)着物の裾が 湿気にやられ、表と裏が長さが変わり袋状に膨らんでしまうこともあります。
私は今回初めて経験しました😂😂😂
譲っていただいた大切な着物なので、
今回 糸を解いて直していただく予定です。
(ついで、にサイズ直しのご相談も)
プロに相談しお任せすることで、
自己判断で着物をダメにするリスクも回避でき、結局は
安心して長く良い状態で
「着るを楽しむ」ことができるのです💖
自宅で洗える着物は自宅の洗濯機で洗えますので、汚れをあまり気にせず、着たらその都度洗濯機へ。必要があればアイロンをかけます。
洋服と同じよう普段に着やすいですね。
どちらが良いというわけではなく
それぞれに良さがあります💖
「どちらだけ」と決めることなく、楽しめたら良いなぁと思っています。
パールトーン加工推しの私の理由
↓