一時帰国前にやらなくてはいけないのは、筋トレ? | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
約10年余の海外生活を終え
2024年春から拠点を日本に。
2025年4月2冊目商業出版決定✨✨

もうすぐ一時帰国。


一年のうち、3ヶ月ごとに4回は日本へ。


主な用事は、私の場合

爆買い(笑)


タイに売っていないもの、

売っていてもやたら高くなってしまっている食品類

こだわりの調味料、

取り寄せたビタミンや化粧品、


そして、着物や帯、小物などなど



行きはほぼ空っぽのスーツケースに大きなバックと、大きなリュックを詰め、帰りは

それらにパンパンに戦利品を詰めて戻ってくるのだ。




着物は大きなバックに持てる分だけ、と決めている。手持ち荷物として機内に持ち込むので、自分で持ち歩ける限界の大きさと重さ


毎回約10キロ前後となる。

かなり肩に食い込むし、フラフラになる(_;)

そろそろ、厳しい。



「まだ増やすの?」と私から幽体離脱したワタシに、夫より先に聞かれている



夫には持ってもらうわけにいかない(≧∀≦)

夫は私の買い物に口は出さない(お金も出さない)けど、

さすがにこの3年間での着物の増えようには何か言いたそう(^^;;


で、言われないように、自分の荷物は自分で持つ。


重いなぁ、しんどいなぁ、と思いながらも、その中身の着物や帯をどんな風にコーデしていつ着よう、かと考えはじめるとチカラがみなぎるのだ(笑)

(ポパイのほうれん草みたい)



大抵、購入するお店は決まっている。好みもはっきりしているし、支払いや配送に配慮してくれているアンティーク着物を主に扱うところが2軒。


イチロウヤ


雅星本店


たまに、新規開拓したりもするが、やはり、ある程度コミニュケーションが取れるようになったり、お互いに慣れると、写真との色味の違いや状態なども想像出来たり、サイズ、用途、様々な相談が出来る。

何よりもその方と繋がっていたい、と思ってしまう。

いち、販売員とお客ではなく

素敵な提案をしてくれる着物の達人と、着物好きなワタシ、という関係性が嬉しくなってしまうのだ。


こういうタイプは買い物依存になりやすいらしい(≧∀≦)

気をつけないと!(もう遅い?!)




さらに、



今回は、「着てください」と託された

大切な着物が届く。


娘さんが、着ることはないからと、亡きお母様のお着物を親戚の方を通して、私に託してくれるというのだ。



保管状態も日本のようにはいかない、タイ在住の、赤の他人である私を選んでくれた。


縁があってやってくる着物達。


縁を繋いでくれた着物達。


私はその思いも一緒に纏う事になる。



大量に遺された中から、

私に似合いそうな、好きそうなものを選んでくれた、と連絡があった。



申し訳ないような気持ちと、

ありがたい気持ちとで最初は複雑だった。


だが、その思いを汲み取るかのように、

「着ていただける事が嬉しい」との言葉をのせてもらい、

「ありがたく受け取り、大切に、着る機会を作ろう」に変わった。




着物ならではの話である。


ハイブランドのビンテージの洋服などももしかしたら、受け継がれる場合もあるかもしれないが、稀な事だろう。



祖母から母、そして娘へ

そうならなかったものが、リサイクルや古着として市場に出回ったり、レンタルなどで利用される。




私の手元にやってくる着物達。

しつけ糸が付いたまま、新品や、お手入れ後の状態のものが多い。




持ちきれない程の思い(重い)バックを抱えるため






筋トレでもしよう。


そんな週末…。