タイ 服喪期間延長 | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
約10年余の海外生活を終え
2024年春から拠点を日本に。
2025年4月2冊目商業出版決定✨✨

今日から10月。


もうすぐ一年になる。
タイ人が深い悲しみに包まれた前プミポン国王の死去。

今月は、葬儀の行われる月。


一年、と決められた服喪期間も延長され、
昨年10月から3ヶ月間に渡り、タイの街中からカラフルな色味が消え、黒一色に染まった、あの感じが蘇る。


在タイ大使館はじめ、各メディアからも、在タイ者や観光客に向け、注意喚起の文章が流れている。

〜以外引用

在タイ日本国大使館


1.25日,プラユット・タイ首相から,故プミポン前国王陛下の火葬式に関する発表がありました。概要を以下のとおりお知らせ致します。


10月13日~27日まで政府関係職員は,15日間服喪期間を延長する。

10月13日~27日,半旗を掲揚する。

10月26日は公休日とする(2017年のみ)。

10月26日,火葬式。

10月28日17:30以降喪明け,平服を着用。喪中を示す白黒の布,幕,看板等を片付ける。


2.また,タイ国政府観光庁より,故プミポン前国王陛下の火葬式に関する旅行者の皆様へのアドバイスが発出されておりますので,以下のとおりお知らせ致します。


2017年9月21日 タイ国政府観光庁国際広報部発表(日本語))

https://www.thailandtravel.or.jp/news/23916/


タイ王国政府は故プミポン前国王の火葬式を2017102529日に執り行う予定を発表しました。1026日(木)が火葬日にあたり、同日はタイ国民が敬愛する前国王に最後のお別れをするための休日となります。


5日間に渡って王室による火葬式が執り行われますが、その間タイ全国の観光スポットは基本的に通常通り開かれます。また、全ての交通機関、銀行、商業施設、病院、その他の公共サービスも通常通り運営されます。但し例外として、火葬式が執り行われるバンコクの王宮及びエメラルド寺院は、201710129日までの間閉鎖され、観光はできませんのでご注意ください。


タイ国政府観光庁(TAT)は、旅行者の皆様が旅行代理店や各種メディアからの情報、地元の当局による告知やその更新について定期的にご確認なさる事をおすすめいたします。また、地域によっては交通事情に影響が出る可能性もあります。万が一、遅延や迂回などの影響が出た際、旅行者の皆様からのご理解を賜りたく存じます。


タイ国民が深い悲しみと哀悼の気持ちにある中、タイ国内でのイベントやアクティビティについては、どのようなものが相応しいか(または相応しくないか)についてご判断ください。また、旅行者の皆様におかれましては、タイ国民の敏感な心情を尊重していただきたくお願いいたします。


多くのタイ国民はこの時期、喪に服するために黒い衣装を着用しています。これは、旅行者の皆様に強制をするものではありませんが、公共の場ではできるだけ節度のある服をお召しになる事をおすすめします。また、火葬式は厳かな雰囲気の中で執り行われるべきものですので、不適切または侮辱的な言動はお控えください。


この歴史的にも大きな意味を持つ時期にタイにいらっしゃれば、きっとタイの人々が王室に対して抱く深い敬愛の念を感じる事ができるでしょう。そして、タイ王国政府とタイ国民は、この時期にタイを訪問し、悲しみと哀悼の気持ちを共有してくださる世界中からの旅行者の皆様に心より感謝し、歓迎いたします。皆様の共感と友情の印は、今後何十年にも渡って、タイ国民の心に刻まれる事でしょう。


引用終わり



TV.ラジオ、広告などがモノトーンに染まり、私も洋服は普段からほぼ黒なので、特に困る事もなかったが、
マイルールで着物で出演していたラジオ番組へのコーデには毎回気を使った。


ほぼモノトーンコーデ
(身内の死去葬儀ではない為、着物の喪服は着用せず)

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この一年、真っ赤や黄色をはじめとする鮮やかな色柄の着物は控えてきた。
黒ベースの着物や帯も増えた(>_<)
3ヶ月、半年を過ぎる頃から、グレイや赤が多少入っても、華美にならないよう気をつけた。

逆を言えば、ここまで落ちついた黒ベースのコーデを考えたり実践する機会はあまりないんじゃないか…。

という事で服喪明けまでは、しっとりモノトーンコーデを楽しむ?(楽しむという言葉は不謹慎か?)実践していきたいと思う。





タイ王宮前には、最後の弔問に訪れる人で再び長蛇の列が出来ている。

写真はThai PBSさんからお借りしました

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改めて、国民に慕われていた国王様の偉大さを想う…。