タイは服喪中なので室内のみでしたが、晴れ着をきました。
元旦に、出かける為ではなく、晴れ着を着たのは子供の時以来…。
家族が揃って、神棚のある和室でお屠蘇をいただき、新年の挨拶をする。
楽しみだったお年玉もその仰々しい挨拶を交わした後にようやくいただけるのだった。
前々日から仕込んだり、調理したおせちやらお刺身、一年に一度しか登場しない「我が家」のお雑煮が並ぶ。
ひとしきり食べ終えた頃に配達される年賀状をそれぞれ仕分けし、それぞれが出さなかった、思いがけない人から早々に届いた年賀状に返事を書く頃に、恒例となった親戚一家がやってくる。
そろそろ窮屈になってきた晴れ着を脱ぎたくなるのも、その頃だった。
まだ日の暮れぬうちから夜の部?の宴がはじまり…。歳下のいとことのTVのチャンネル争いもセットだった。
2日はこれまた家族揃って初詣、と決まっていた。
だから私は友人達とカウントダウンに行った事はなかったし、予定を入れるのは三が日以降にしていた。
窮屈なしきたりから解放されたのは、いつからだろう。
今となっては、古き良き時代の思い出だ?!(笑)
まあ、染み込んだ習慣とはなかなか縁がきれず、ちょっと変わったお雑煮だけは、調達出来る材料のみで、毎年作りつづけてきたが…。
装いながら、そんな事を思い出した。
しきたりに囚われても囚われなくても、新年は来る。
2017年、健康で穏やかな新年が迎えられた事に感謝しよう。
このブログにきて下さる皆様にとっても良い一年でありますように。