2009LFL音楽彩レポも今回でファイナルです。

過去最長のレポ、長かったです・・ガーン

では、感動のフィナーレ・・どうぞ!!


盛大な拍手に送られ舞台から退場する

柴田さんに代わって登場したのが

盲目のシンガーソングライター、

立花聡子さんでした。

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盲目ながら絶対音感に優れた方で、

3歳でピアノを14歳で作曲をし

これまで300曲程書きためたそうです。

美奈子さんからは「生きる」素晴らしさ

「生かされている」有り難さを感じ、

自分なりにその意味を伝えたく「音楽彩」に

参加されたそうです。

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ピアノや中村貴美子さんのヴァイオリンの

シンプルな演奏の元、

「たからもの」「ミラー」の2曲を

披露されました。

とても歌詞が温かく、生かされてる自分に対して

精一杯感謝している姿が伝わってくるものでした。

目が見えなくても、こんなにも素晴らしい詩を

書ける立花さんの歌に

観客の誰もが静かに耳を傾けていました・・。


3時間にも及ぶ「音楽彩」もオオラス、

最後の出演者、坂本冬美さんが登場しました。

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美奈子さんと同い年、同じレコード会社という事で

意気投合し、お仕事やプライベートでも

親しくしていた坂本冬美さん・・。

美奈子さんも大の演歌好きだったそうで、

そのオモイにむけて冬美さん、まず

「夜桜お七」を熱唱なさいました。

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客席には坂本さんのファンの方達も

いらしたようで、随所で掛け声が上がり

舞台は正に演歌の世界に・・

きっと、美奈子さんも熱唱する坂本さんに

意気のいい掛け声を掛けていたのでは

ないでしょうか・・。


2曲目に坂本さんは美奈子さんの楽曲

「この歌をfor youを歌われました。

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すると、どうでしょう・・

スローなバラード調な楽曲が見事な程に

坂本さんの歌唱と合ったのです。

いつもは演歌の鼓舞しが効く歌唱ですが、

歌詞の重みが伝わってくる様に

一つ一つ歌詞を心を込めて歌う坂本冬美さん・・。

それは、まるでこの歌がずっと前から

自分の持ち歌であるかの様な自然な姿でした・・。

そして、曲の間奏に舞台のスクリーンに

大写しになった美奈子さんの姿を振り返り、

じっと見つめる坂本さん・・、

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ふと、前に振るかえる坂本さん・・。

心なしか涙を堪えているかの様に見えました・・。

間奏出だしの

「ずっと、ずっと、ずっと・・」の時、

涙を堪え万感の想いを込めて歌う姿に思わず、

私も胸が熱くなってしまいました・・。

この歌をこんなにも切なく聴いた事は、

初めでした・・。

いろいろな意味で、歌が想いを伝える事を

感じた瞬間でした。

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坂本さんの歌唱が終わった瞬間、客席からは

今日一番の割れんばかりの拍手が沸き起こりました。


全ての出演者の歌唱が終わり、

エンディングとして客席も一体となり

「アメージング・グレイス」の合唱となりました。

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もう、何回も歌ったこの歌・・

でも、いつも最後までオモイが込み上げ

歌い切る事が出来ませんでした・・。

今回こそ!と思いましたが、

無駄な努力だったようです・・。

途中から、涙で前が見えなくなり声も

嗚咽でしかならなくなりました・・。

でも、以前の様な悲しさが全てを

支配する様なものでは無く、歌がこうして

多くの人を結びつけ、一つのオモイを繋げていく

奇跡に感動した涙でもあったのです・・。

この事を教えてくれた本田美奈子.さんの

オモイに心から感謝したい・・、

そんな想いを込め、会場が一つとなって

アメグレが熱唱されていく・・。

本当に貴重な瞬間に立ち合わせて頂けた事に

心から感謝する為に私は涙で、出ない声を

振り絞りアメグレを歌いました・・。

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アメグレ歌唱後、美奈子ファンから

「美奈子―!」と美奈子コールが起き

「音楽彩」は終演しました・・。


今回の会は、本当に多くの方の多彩な歌が聴け、

歌の素晴らしさを体感出来たものでした。

正直、この様なレポでは半部も

伝えきれていない程、

内容の濃い素晴らしいコンサートでした。

このレポを読んで少しでも興味を持った方は是非、

今年も行なわれるであろう「音楽彩」に

足を運んでみては如何でしょうか。

きっと、この何十倍何百倍もの歌の素晴らしさ、

感動を体感すると思います・・。


最後に、素晴らしい「音楽彩」をつくって下さった

スタッフの方々、アーティストの方々、

そしてアーティスト本田美奈子.さんに

心から感謝したいと思います。


心をこめて・・ありがとう。


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2009LFL音楽彩レポ<終>