表題・・いったいなんのこっちゃ?と思うかも知れません・・。
昨日の事を簡潔に書いたらこうなりました・・。
では、順を追って書いていこうと思います。
ただ今回も長いです・・。

<初・副都心線>
昨日、オフだったのですが私用の為、
渋谷まで行かなくてはならず、
初めて副都心線を利用したんです。
普段、通勤では西武池袋線で池袋行きしか利用しない

私ですが、しかし、いざ利用すると、すこぶる便利だと実感しました・・。
「快速・渋谷行き」を利用すると、出発駅の「ひばりヶ丘」

から乗り換え無しに7駅で渋谷着・・僅か30分で

渋谷の街中に降りられる利便さは驚きです。
勤め先が渋谷にあれば通勤も楽かも・・。
ちなみに、この副都心線は西武線以外にも東武東上線も乗り入れしているので近々ある「集い」の足の利便性も向上するかと・・。


<スタパ生ソニン>
肝心の渋谷での私用も意外と早く済んでしまい、
時計を見るとまだ昼前・・。
そこで、渋谷に程近いNHKまで足を伸ばしました・・。
実は今日、オープンスタジオ収録での

「スタジオパークからこんにちは」にソニンさんがゲスト出演なさると聞いていたからです。
この番組は当日、抽選により実際の収録スタジオ内で

観覧出来るというもの・・。
この収録スタジオは、そんなに広くないので出演者とは

3,4メーターでの至近距離で観覧出来るので、NHKの中でも人気番組の一つなのです。
スタジオに到着すると、早くも中ではリハーサルを

行っていて、モニターにはVTRが流れていました。
その映像「ミス・サイゴン」の丁度、キム役のソニンさんが
「命あげよう」を熱唱しているシーンでした・・。
それを観た途端、俄然、スタジオで「生ソニン」さんを観たくなりました・・。
今回、幸運にも観覧チケットをGETする事が出来たので、
早速スタジオ入りして、ADさんのお決まりの「拍手の仕方」を伝授されました・・。
(まあ、要は小刻みに素早く大きく拍手する事だそうです・・。)
考えてみれば、こういう生番組の収録スタジオでの観覧は初体験・・。
少し緊張しながらも、過去に同番組に美奈子さんも

出演し、この場所で収録していたんだな・・と思うと感慨深くなりました。


収録が始り花道をソニンさんが入って来ました・・。
イスに座ったソニンさんと私の距離は至近距離で約3メートル。
気さくな性格のソニンさんの会話でスタジオ内は和やかな雰囲気でした。
私も、何時しか収録しているのを忘れて見入ってました。
そして、いよいよ、お芝居のお話に変わり、フリップには
「ミス・サイゴン」の文字が・・。
そして、先程の「命あげよう」の熱唱VTRが・・。
が、しかし、この映像の事をソニンさんは知らなかったらしく、最初は驚き恥ずかしさから、笑う等オチャラけていたのですが、途中からスタッフさんにティッシュを貰い目を押さえ始めたのです・・。
顔を上げた時、ソニンさん・・泣いていました。
涙でアイシャドウが崩れないか気にしながらソニンさんが言いました。
「私、もう既にこの公演が終わって二ヶ月経つんですが、

この場面を見るとダメなんです・・。
お芝居はTVのドラマと違い、その役の気持ちを公演中、

ずっと持続しなければならないんです。
キムはとてもネガティブな役柄です・・。
普段の生活から舞台のキムに気持ちを持って行くのに

大変苦労しました・・。
今、VTRで流れたキムの映像は、まだ公演前に行った

記者発表の時のもので、この時の私は、まだ本当のキムを探し切れていない試行錯誤していた時のものです・・。
思わず、役づくりをしていた時の事が思い出してしまい、

キムの感情が甦ってしまいました・・。」
「それだけ、役に成りきらなくてはならないなんて大変ですね・・。」
それを聞いて私は、舞台俳優の役を演じる難しさ、特に「ミス・サイゴン」の様な大作に対する俳優のプレッシャーが、いかに大きいものなのか・・ソニンさんの「涙」で判った感じがしました・・。
と同時に、初代キムを演じた本田美奈子.さんが成し得た偉業に対して改めてその凄さを感じました。

美奈子さんは舞台でキムの他に「レ・ミゼラブル」の

エポニーヌ役や「王様と私」のタプチム役、

また「クラウディア」や、「ひめゆり」等、いわゆる多くの

ネガティブヒロインを演じて来ましたが、ソニンさんも次回のお芝居(今年秋頃)はストレートプレイでシェイクスピアの「ヘンリー6世」というお芝居の中で(ジャンヌダルク)役を演じるそうです。
この役もある意味、ネガティブヒロインですので、ソニンさんがそれをどの様にして演じるか、今からとても興味が湧いています・・。
ネガティブを演じながらもポジティブに「生きる」ソニンさんに心からのエールを送りたいです・・。
http://www.nhk.or.jp/park/

<ワイドショーde涙>
そして帰宅後、留守録していたテレ朝のワイドショーを観ました。
今回、本田美奈子.さんのお母様、美枝子さんが

美奈子.さんの闘病中に書き留めた日記について

語ってくれました・・。
それは美枝子さんにとって、とても辛い記憶です・・。
しかし美枝子さんは三年半の時の流れの中で、美奈子さんの想いを多くの人に届けたい・・
それが「生きるために生きる」人のチカラになる事であり、美奈子.さんが本当に実現したかった事ではないかと

思える様になったそうです。

そして美枝子さんは美奈子さんが感じた、

「小さな幸せ」についても語ってくれました・・。
それは、私達が普段、当たり前の様に過ごす日常が、

難病で闘っている方々にとって、

実はどんなに幸せな事であるのか・・。

風を感じる事・・

太陽の温かさを感じる事・・

水の冷たさを感じる事・・

その全てが感じられる幸せを

私達は忘れてはいないでしょうか・・。
当たり前の事を当たり前の様にしか感じられなくなり、

いつしかその享受を当然の必然と考えた時、

いつしか人は人に対して傍観者になってしまう・・。
涙を押さえ語る美枝子さんの言葉を聞いて

私は改めてそう思いました・・。


今日、ソニンさんや美枝子さんの涙を見て、

実は涙は悲しさであるけれども、それと共に深い想いも

伝えてくれる事を知りました。
その想いを胸に今一度、「今を生きる」大切さ・・

その意味を深く考えてみたいと思います。


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