少し間が空いてしまいましたが、本田美奈子.さんの母校での講演会レポの第二弾です。

それでは、どうぞ・・('-^*)/


体育館の舞台の照明が落ち、美奈子さん作詞の「笑顔」の詩が、
杏里さん・河村 和奈さん(ボスの娘さんです。)の朗読音声が
会場に流れ、スクリーンに次々と、
在りし日の美奈子.さんの映像が流れました・・。
アイドル期、ミュージカル期、そしてソプラノ歌手としての時期の
「笑顔」を中心とした映像・・。
どれも、見慣れた映像でしたが、美奈子さんの母校の体育館で見ると、何か胸に込み上げてくる特別な想いがしました・・。
それが、何なのか・・は、言葉では言い表せませんが、
少なくても今までのイベントでは感じられなかった、
「懐かしさと安堵感・・」というものがあり、
それが、故郷に対しての美奈子さんの想いの「回帰」であったのでは・・
と私なりに感じてしまいました。

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映像が終わり美奈子さんのアメ・グレが流れました・・。
体育館のスピーカーをそのまま利用しているので、
決して音響的には良くはありませんが、
体育館に響くアメ・グレにいつしか、
私を含めたファンの中には目頭を押さえる者もいました・・。

舞台の照明が灯り、司会進行役の朝霞青年会議所の方が、
先程の「笑顔」の詩について説明をなさいました。
「この詩は、本田美奈子.さんが白血病で闘病中に、
命の大切さ生きる大切さについて、
とても温かいに想いを込めて書かれた、素晴らしい詩です・・。
その人柄が本当に偲ばれます・・。」

舞台には既に本日のパネラーである、
事務所の社長である高杉氏(ボス)と
LFL理事であり地元・朝霞青年会議所の
理事OBでもある橋本氏の姿がありました。

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まず、ボスからの挨拶がありました。
「本日は雨の中、こんなにも大勢の方が来場をされ
心から感謝しています・・。
今日6日は、美奈子の月命日です。
今日も、ファンの方が沢山、みえていますが、
多くの方が本田美奈子.が天に召されてから
毎月6日は必ず朝霞に来てくれています・・。
そして、美奈子の想いを繋いでくれています。
私達もまた、多くの方に彼女の想いを
伝えるべく色々な活動をしております・・。
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彼女とは15歳に会って亡くなるまで、
家族同然のように仕事をして来ました。
ですから、朝霞の街の変わり方、
ご近所の方の変わり方、景色の変わり方も見てきました。
彼女はこの朝霞からずっと仕事に通っていましたから
私も自然と、この街の人との繋がりを見てきていました。
その中で、本田美奈子.が朝霞に工藤美奈子として
この街に帰ってきた時は、とても、
朝霞の街の人達とのコミュニケーションを
大切にしていました。
すごそこの西友やマルエツで、買い物をした時には
「あ!おばちゃん元気してた?ひさしぶりだね・・」
と声を掛けたり、落ち葉の季節には枯葉を集め、お芋を焼き
「芋パーティあるよ!来ない?」と私達に電話をくれ
私達も馳せ参じてご馳走になったり、
地元の人と畑仕事をして親睦を深めている姿を見ており
その光景が今でも目に焼付いております・・。

美奈子が仕事と、プライベートをこの様にキチンと分け
やって来れたのには、やはりお母様の力が
あったからだと思います。
こういう世界ですから、お付き合いで
食事に誘われる事も多々あります。
それでも、出来るだけ朝霞の実家に帰り、
お母様の手料理を食べるのを
美奈子は楽しみにしていました・・。
それが、次の日の芸能活動の活力・・
心の活力になっていました。

彼女にとって、短い・・本当に短い人生でしたが、
その想いを私達が受け継ぎ伝えて行く事・・
それが今の私達の使命と考えております。
先程もご説明があった「リブ・フォー・ライフ(LFL)」というものは、
本田美奈子.自身、自分が亡くなるとは思っていませんでした・・
自分が治ってこのLFLの活動を通して
生きる素晴らしさ、生きる力を難病で苦しんでいる人達に
伝えて行く事が自分のライフワークであると美奈子は
信じて立ち上げたものです・・。
その想いは、今現在、骨髄バンクと受け継がれ、
美奈子が亡くなった当初、19万人だったドナー登録者が
今は38万人まで増えております・・。
これは、美奈子の想いが通じたのではないかと思っております。
これは素晴らしい事です・・。
一人の想いが一人の命を救う事が出来る事・・。
この想いを全国の人々に伝える為に、
私達はこれからもこの啓蒙活動を
続けて行きたいと思います。
これは決して他人事ではなく、
いつ自分がなるか判らないもの・・
その時に人の想いが人を救える社会になる為に、
これからも皆さんのご協力が必要です・・。
どうか、これからも皆さんの力で
一人でも多くの人を助けて行きましょう・・。」

~つづく~


「リブ・フォー・ライフ美奈子.基金」

http://www.live-for-life.org/