先日の宮城県の地震の映像で、あちらこちらで「橋」が滑落している光景が見られましたが丁度、一週間前にNHKで放送された「橋」の特集では今、全国で早急に修繕が必要な橋は5000箇所に上るそうです・・。



原因は色々ありますが、一番多いのが日本の高度経済成長時期に造られた物が多いそうです。それは、当時としては「とにかく早く多く作る事」が求められ、鉄骨が薄く安く造る事が当たり前の時代だった頃のモノ・・。
そういったモノが、今、「橋の劣化」として現れているとの事です・・。
ならば、早急に補修すれば・・・事は簡単ではありません。
今、どの地方でも財政難である事と、国がこういう補修に対して全く補助しない事がネックになっています。
国はなぜか、新規の橋建設には、ほぼ補助してくれます。
しかし今、必要なのは今ある「橋」ではないでしょうか・・。
近い将来、関東で大規模な地震が起きたら、今ある殆どの橋が崩れ落ちてしまう現実・・。
「負の遺産」が今、深く圧し掛かっています・・。
通い慣れたいつもの橋・・大丈夫か、少し不安になりました・・。