昨日、東京秋葉原で、25歳の男性が15人もの人々を次々とナイフで殺傷するという凶悪な通り魔事件が起きました・・。





私もちょうど先週、コンサートに出掛ける時、夜の公演に時間があったので、秋葉原でPC小物を物色する為に同じ場所を通ったので、人事の様に思えず、背筋が凍る思いを感じました・・。

先週もそうでしたが、日曜の秋葉原はいわゆる「オタク系」の人間より、観光客や電気街で買い物を楽しむ「買い物客」で多くの人出があります。

今回の凶行で亡くなられた、74歳の男性もごく普通に、自分の息子の為にPC関係の買い物に来た方だったそうです・・。

東京のど真ん中で、7人もの尊い命が一瞬で奪われる事・・、非常に残念であり怖い事です・・。

海外で爆弾テロの事がよく報じられますが、今回は火薬がナイフに変わっただけで、無差別テロとなんら変わりありません・・。ある意味、テロ組織は捜査によって摘発出来ますが、人の突然の「心」のテロは防ぎようがありません。ただ、最近はゲームや映画、ドラマで「人の命」が簡単に扱われている様に思えます。また学校や家庭でも、その教育は十分でなく「いじめ」として「命」が奪われている現状・・。

今、あらためて思うこと・・、

「命」はモノではありません・・。

「命」は一つしかなく代える事は出来ないのです。

「命」はその人の生きて来た歩みの証であり絶対無二のものです・・。

もう一度、その地球よりも重い尊い「命」について考える事・・今、大切な事ではないでしょうか・・。


~追伸~

先程、報道番組のVTRで現場のリポーターが喋っている時、周りのヤジ馬が携帯のワンセグを見ながら、はしゃぎながらピースサインをして映っていました・・。

あの人達にとっては、きっと人の命はとても軽い事の様に思われ、とても悲しくどこか、虚しくなりました・・。