先程、TV番組で小児癌と闘い8歳で天国へ召されたアメリカの少女の事を取り上げた番組を観て、胸を打たれてしまいました・・。

その少女(アレックス)は壮絶な闘病生活にも関わらず、わずか4歳で「自分と同じ病気で苦しんでいる皆を助けたい・・」と、「レモネードスタンド」という募金活動を始めました・・。

これは、誰でも作れる「レモネード」を自宅前で作り販売し、その売り上げを癌研究機関に寄付するというもので、最初は小規模だったものが、その献身的な姿が全米に伝わり、最終的には全米50州で行なわれ大きな名反響を呼びました・・。

僅か8歳の少女が「人への思い遣り・・」を実践したこの行為、今では「アレックス・レモネード基金」として、今も受け継がれているそうです・・。



殺伐としたニュースが日々、流れる中ふと、私達大人は「本当に大切なもの・・」を忘れてはいないか?と考えされられものでした。

本田美奈子.さんも闘病中に、同じ病煉で幼い命が一生懸命、闘っている姿に心を痛め、せめて、自分が元気になったら子供達に童謡や歌会をする計画だったそうです・・。


日々の生活をする中で、私達はいつの間にか、今を「当たり前・・」の様に過ごしてしまってはいないでしょうか・・。

もっと、いろいろな事に耳を傾け、「生きること・・」を実感出来れば、それはもっと有意義で素晴らしい人生になるのではないでしょうか・・。

そう、小さな命に教えられました・・・。


最後に、アレックスのお母様の手記をご紹介します・・。

アレックスは愛されました。私たち夫婦に愛され、兄弟たちに愛され、おじいちゃんやおばあちゃんたちに愛され、叔母さん、叔父さん、従兄弟にも愛され、友達に愛され、お医者様や看護婦さん達、そして、彼女の生きる意志に感銘を受けたあらゆる場所にいるすべての人々に愛されたのです。

彼女が亡くなった今週、何度も私たちは「アレックスがガンとの戦いに敗れた。」と人々が言っているのを聞きました。しかし、それはまったく事実とかけ離れています。アレックスはあらゆる方法で彼女の戦いに勝ったのです。

毎日ガンと向き合いながらも笑顔を忘れない、決して希望をあきらめることなく、人生を精一杯に生き、この素晴らしい希望と感銘の伝統を私たちに残したのです・・・。



http://www.alexslemonade.org/