三回忌から丁度一週間、長かったレポ、本日無事、千秋楽を迎える事になりました・・。
本当に、多くの方に見てもらい書いた甲斐がありました・・。
それでは感動の最終章、どうぞ最後までお読み下さい・・。



島田歌穂さんの「オン・マイ・オウン」の感動冷めやらぬ内に、いよいよ佳境・・「レ・ミゼ」の一番の見せ場「ピープルズソング」の演奏が始まりました・・。

島田さん他、3人をセンターとして、なんと!「レ・ミゼ組」はもちろん、「ミス・サイゴン」、「クラウディア組」も参加しての「ピープルズソング」です・・。
まさに夢の共演です・・。



「ピープルズソング」の革命を鼓舞する力強い曲調が最高潮に達します。

俳優の皆さんも力強く歌い上げて行き、聴いてる者も、段々、感極まってきました・・。朝霞で美奈子さんの故郷で、共演したこんなにも多くの方々が、一人の歌姫に想いを込め歌っている・・。
そう思うと、既に枯れたと思われた涙が、なぜか止め処なく流れました・・。
感動的なフィナーレが訪れ会場からは惜しみない拍手が送られます・・。



スクリーンには、何時の間にか長野LFLの告知でも使用された両手を広げたピンクのドレス姿の美奈子さんが・・。
ステージに今日のフルメンバーが勢揃いします。


(一応、分かっている範囲で・・
早見優、田代久雄、島田歌穂、戸井勝海、麻生かほ里、小林アトム、鈴木ほのか、入絵加奈子、園岡新太郎、宮川浩、高塚いおり、津田英佑、西村直人、鈴木輝美、木村聡子、神崎順、杉田光央、山形ユキオ、岡智、山本あつし、籐子、小野真一、真由華れお、友石達也、原田治、佐藤浩之、石倉良笙、那須幸蔵、TADAKO、苑宮令奈、栗原亜紀子、一井優希、田澤敬明、福島カツシゲ、tekkan、他多数・・)

バンドが「アメージング・グレイス」の演奏を始めます・・。
40名の大合唱のアメージング・グレイス・・、客席にも歌詞が配られていましたので、会場にいる全員が美奈子さんに歌を送りました・・。



この曲は今迄、何回も聴いていますが、今日ほど力強く、美しい歌だと思ったのは、初めてです・・。
歌う内に込み上げてくる感動・・私を含め皆、泣いていました・・。
でも今、この瞬間を目に焼き付けたい!・・だから誰一人、涙を拭く者はいませんでした・・。
出演者の方も涙で頬を濡らしていました・・。
スクリーンを見上げると両手を広げた美奈子さんが、笑顔で私達を見守っていました・・。



あまりにも眩しすぎる笑顔で、私は申し訳ないですが最後は歌えませんでした・・。
でも、不思議に心の中は寂しさ悲しさよりも、温かな想いで一杯になりました・・。こんな感覚は今迄、無かった事です・・。


涙を拭い、再びステージを見ると出演者の方々が一点を見つめていました・・。
それは、一本のスポットがステージに前面に差し込んでいるのです・・。そう・・そこは美奈子さんの場所・・まるで天から舞い降りた美奈子さんがその光の中で微笑んでいるかの様でした・・。出演者も観客も皆、その「天使のスポット」に向かって、心をこめて歌いました・・。


歌がくれた奇跡・・。それは、歌の神様が美奈子さんの想いを繋いでくれたから・・。
この時、美奈子さんにお礼の言葉を送りたいと思い、いろいろ考えましたが、結局この言葉しか思いつきませんでした・・。
「素晴らしい歌・・・ありがとう。」



歌の素晴らしさを教えてくれた歌姫に会場からは、いつまでも拍手が鳴り止みませんでした・・。
そして、美奈子ファンによる「美奈子コール」・・、皆で叫びました・・。
コールの後、会場から自然に拍手が起きました・・。
本当に素晴らしい三回忌になりました。そして、幸運にもそれに参加出来た事に、心から感謝したいと思います・・。
この感動・・・、一生忘れないと思います・・。
これからも、この想いを胸に美奈子さんの事を皆さんと語り繋いでいけたらと思います・・。




追伸:三回忌の帰り、朝霞駅前の記念碑には沢山の花束が手向けられていました・・。



今回で、三回忌レポ終了となります・・。

最後まで、お読み頂き誠に有難うございました・・。