知人が先週末に和歌山県みなべ町の梅林に行ってきたとの話を昨日の昼に聞きました。

そういえば、2年前の春に紀伊路歩きでみなべ町を通った際に、至る所に梅が植えられていて、花の咲く頃に再訪したいと思っていたことを思い出しました。昨年はすっかり忘れていました。


夕方に自宅に戻り、早速散策計画を立てました。本来なら今日は別のところを散策する予定でしたが、急遽変更しました。



ということで、朝イチのJR阪和線ときのくに線を乗り継いで、切目駅に9:34に到着しました。

今日はここから熊野古道紀伊路を歩き、途中みなべの梅林に寄り、最終的に田辺を目指すことになりました。


今日のルートは舗装路がメインですが、切目からは少しだけ山間部を歩くことができました。


梅の産地だけあり、梅の木が至る所に植えられていました。


山間部を15分ほど歩き、海に近づいてきました。次に目指す岩代王子は海辺に建てられています。


一旦舗装路に戻り、次の千里王子に向かいます。
梅畑を抜け、紀伊路では唯一の浜辺を歩くルートになりました。


千里王子からはみなべ町の中心部に向かいます。三鍋王子に着きました。

三鍋王子から一旦熊野古道のルートを外れ、みなべ梅林に向かいました。


途中偶然見つけた製パン所。
お店に入ってみると、レトロな感じの包装がされたオーソドックスな菓子パンが並んでいました。お店の人と話をすると、地元ではかなりポピュラーなパン屋で、みなべ町や近隣の町のスーパーや商店に卸しているとのこと。地元ではソウルフードのようなパン達だそうです。
オススメされたあんフライとミルティというミルクコッペパン、カレーパンを購入しました。
出来たてでフワフワして美味しかったです。もっと買ってくれば良かったと思います。
ここまでの熊野古道沿いには食事処どころかコンビニさえ皆無だったので、見知らぬローカルフードに出会えて感激しました。


三鍋王子から30分ほど歩き、みなべ町梅林に到着しました。
受付で入場料500円を払い、見学を開始しました。
山全体が梅畑となっています。軽いアップダウンの周遊Aコースを1時間ほどゆっくり歩きました。

今回初めて梅の花が群生しているのを見ましたが、意外とギチギチに咲いてないんですね。今日は満開から散り始めの良いタイミングだそうですが、咲き乱れているように感じません。桜だと密集して咲いていますが、梅はうっすらと咲いていて、小さくて繊細な花に儚い感じがしました。かわいい。
歳を取ってきて、花鳥風月に惹かれるようになっています。



再び熊野古道のルートに戻ります。

田辺まで王子はあと2つ。乗りたい電車まで時間ギリギリなので、少し早歩きになりました。


紀伊路、大辺路、中辺路の交わる道わけ石に着きました。
商店街の外れにある、普通の人なら気に留めることのない石柱ですけど、いにしえの時代からここを数多の参詣者が通ってきたと思うと、熊野古道の歴史の深さはすごいと思ってしまいます。自分みたいに現代でも歩いている人は多くいますもんね。


前回の田辺訪問の際に食べて美味しかった、鈴屋のデラックスケーキを思い出し、紀伊田辺駅前のお店に寄ってみました。
みなべ梅林のことを教えてくれた知人に化粧箱入と、自分用にバラで2個買いました。フワフワのバターケーキをホワイトチョコでコーティングした、レトロな昭和の洋菓子ですが、懐かしい味と香りがして本当に美味しいです。




駅に着きました。
少し急いだかいがあり、紀伊田辺駅からは16:21の電車に乗ることができました。
切目から6時間半の散策でした。晴れ間がほとんどなく、途中小雨が降ったりの悪天候でしたが、大満足の1日になりました。