
先日、那須高原における宿泊施設の利用状況現地調査の帰り道、偶然この店の前を通った。当時の運転はウチのカミさんだったのだが、この店の前を通過しようとした時、「あ!有名な高級食パンの店だ!」と叫んだ。その顔には、「買いたァ〜い。食べたァ〜い。」の文字が如実に現れていた。普段、一般庶民の我が家にはおよそ縁のない高級食パンだが、幸い行列も形成されていないようなので、これも社会勉強の一つと捉え購入することにした。
なんとなく、昭和レトロとも大正ロマンとも見える看板や包装紙のデザインが、宇都宮にもあったようにぼんやり考えていたところ、やはり「相合い傘とイチゴちゃん」という姉妹店があることを知った。スタッフさんが教えてくれたのだが、ウチのカミさんは既に知っていたようである。そうなのである。この「相合い傘とイチゴちゃん」という、高級パン販売店とはまるで想像もつかないネーミングとシュールな絵画が描かれた店の前を外回りの折によく通過するが、常に開店前から行列を作っているのを、「どうなの!旨いの?」と、懐疑的な気持ちを若干抱きつつ目の白いところでいつも見送っている。
折角なので、店内に入ってみた。広さはなく、陳列されているのは食パンのみで、他に玉子サンドのようなシロモノが貯蔵ボックスにひっそり置かれていた。

帰宅後、恥じらうパン達のあられもない切断面の姿を撮影してから、ゆっくりとゆっくりと、その柔肌を擦るように味わった。
