廣田の農業 -6ページ目

東北の皆様にご挨拶 その1

廣田の米をお届けした皆様に私たちが伺うことを柚子さんがお伝えしていただいており
皆様、予定してお待ちいただいているとのこと

ご迷惑をお掛けしないよう自分たちでご挨拶に回るつもりでおりましたが・・
結局、柚子さんが一緒にご案内していただくことになり。。。
また柚子さんにお手数をおかけし
そして皆様にはお時間をとらせた上に
ご挨拶させていただく先々で
「遠路はるばる被災地に来て頂き・・
「遠いところからわざわざ・・
「ありがとうございます。。。

そんなお言葉を必ずいただき、
とにかく、被災地に行くとの気持ちだけで訪れた私どもは
想像もしていない皆様方のお言葉とお心に恐縮するばかりでした。



 
柚子さん宅のそばにある仮設住宅の皆様にもご挨拶させていただきました。
以前から我が家の米を通じて御縁を持たせていただいていた
Oさんご夫婦
私どもが伺う日の一週間前に、ご主人が病気に倒れ帰らぬ人に

そんなご傷心のところ奥様にお会いできるかどうか・・でしたが
「遠くから来て頂き、こんなふうにお爺さんにお線香をあげていただけるなんて・・・」
と笑顔で迎えていただきました。

仮設住宅の中にお招きいただき早速お線香を揚げさせていただきました。
仮設住宅は思ったよりとても狭く、
四畳半にベッドが二つ並べられ
人がやっと横になってすれ違うことが出来る空間しかありません。
その片方のご主人のベッドの上にご位牌が置かれていました。

そして奥様から声を詰まらせながら在りし日のご主人のお話を伺わせていただき
若いころから本当にご苦労をされてこられたうえ
また今回の被災により仮設住宅の生活となり
病気に倒れ逝ってしまいました。・・と

ご焼香をさせて頂きながら
お元気な内にご挨拶させていただきたかったと
もっと早く伺えばよかったと・・

それでも、笑顔で接していただける奥様に
有難く、有難く

一日も早い復興を
ご主人のご位牌も穏やかに
奥様も安心して普通の生活が出来ますことを願って止みません。。。


奥様にはその後、
30件ほどの同仮設入居者のお宅を一緒に回っていただき
我が家の毎度の米をお渡ししながら
皆様にご挨拶させていただくことが出来ました。

ここでも仮設住宅の皆様には突然の訪問にも関わらず
暖かく迎えてていただき
感謝のお言葉までいただき

こんなことしか出来ない私どもは申し訳ないくらい
被災地の方々から逆に元気を頂いてしまいました。



おまけ
 
宿泊のお宿に差し上げた娘の手作りアレンジメント




 

母に感謝の日

誕生日

母に感謝

今まで私を取り巻いてきた
全部の人
全部の物
に感謝です。

また有難い時間を刻んでいけることを志して
これからも宜しくお願いします。
 
 

今日、実家に顔を出しに行ってきました。


東北に到着!

目指すは柚子さん宅

我が家から東北自動車道~三陸道を通って約7時間

のはずが・・・


 途中少し迷って、予定の到着時間より1時間ほど遅れ~

途中ウロウロで

我が家を朝3時に出発をし、到着は11時半(>_<)


こんな無計画な東北行きの私たちを
柚子さんご家族とご近所の方々は
首を長くしてご心配をいただきながら
待っていてくれたようです。。。



東北自動車道を超え三陸道を下り峠を越えたところ

急に景色が変わりました。

 


 
テレビで見た光景

以前は住宅地だったところが基礎だけが残り

そこにぽつんと仮設のコンビニが1件

仮設のコンビニ・・・



被災地と被災のない地との現実の違いを感じずにはいられませんでした。

言葉を失いながら

目的地柚子さんのお宅へ
 


そして~
ずーっと会いたかった柚子さんが出迎えてくれました。

思った通りのやさしい雰囲気の清楚な日本人形のような美人な柚子さん

お互い初めてお会いしたという感覚がまるで無く

ずっと前からのお友達のようにご挨拶

 柚子さんがいつもブログで書かれている通りの

自然に囲まれたのんびり農村

まずは、お母様が手洗い用に外の水道に洗面器にお湯を汲んで用意をしてくれていたことに感激~!!!

お爺様、お婆様、お母様にもご挨拶させていただき・・

結局、「お構いなしで」という約束だったのですが

美味しいお昼ご飯を頂く羽目になり・・・(>_<)

手作り料理のおもてなしをいただいてしまいました。

またこれが美味しいんです(*^。^*)

心のこもった手作り料理とのもてなしを受け

旅の疲れも吹っ飛びました!!!



~次回に続く~