去年の12月のことですが、
東大の研究所が、ある分野で突き抜けた素質・才能を持ちながらも
周囲の環境に馴染めず不登校やその傾向にある小中学生を集めて
将来、それぞれ各分野の第一線で
活躍できる人物になるように育成していくプロジェクトを
始めたというニュースを見ました。
あることでは大人顔負けの力を発揮できるのに、
ほかの事が著しく出来なかったりすることで
周囲から笑いものにされたり、
変人扱いされたり、のけ者にされて
疎外感や悲しみを味わっている子どもたちにとっては
参加者の一人の言葉を借りれば
「希望を与えてくれる」
素晴らしい取り組み。
そしてこのニュースの中で一番響いた言葉。
「この子がこの子として幸せでさえいてくれれば、それでいい」
参加者に選ばれたある子どもの親御さんの言葉です。
子どもはおろか結婚もしたことないワタクシですが、
なんだかね、ものすごく心にストンときました。
社会の中で何かを成し遂げたり、夢を叶えたり、富や名声を得たり。
人それぞれ価値観は違います。
世の中、親子の関係で悲しい事もあります。
でも、
自分の子どもが幸せであること
子どもを持つ大半の親御さんにとってとても大きな、とても強い願い。
このこと以外に望むことなんて、
何一つないのかもしれないなと思いました。
君の願いはちゃんと叶うよ
怖くてもよく見て欲しい
これから失くす宝物がくれたものが 今 宝物
…伝えるのにもっと適した歌詞もあるだろうに
この歌詞を紹介するところが自分らしいなぁとちょっと苦笑い(笑)