現在、俺の所属するテニス部では、
3月にある九州・山口の団体戦(九山)に向けた部内ランク戦が行われている。
去年の九山では俺らが、というかレギュラーの方々が優勝しているので、
今回も優勝を期待されている。
そんな去年の九山。ザ・ファイナル。
優勝を決定づける5勝目を挙げたのは、
おちゃらけおじさん ※#004 悲しきサプライズ 参照
だった。
2日間に渡る熱戦を繰り広げ、見事チームを優勝に導いた。
もちろん株も急上昇である。
女子部員達のキャーかっこいい!と言わんばかりの視線を一身に浴びるわ、
MVP!MVP!ともてはやされるわ、
一躍「時の人」となったのである。
一方の俺はというと、試合中ずっとおちゃらけおじさんについて、
ボールを拾っていた。
なんだか情けない感じだが、この仕事には、
コート内で選手を物理的にも心理的にもサポートする
という、意外と重要な役割も含まれているのだっ!
つまり、あの試合中、最も近くでおちゃらけおじさんを見ていたのは俺である。
そんなボールボーイ・俺には、
おちゃらけおじさんがキャーかっこいい!的な視線を浴びることに
いまいち納得出来ないのだ。
それは何故か。
それを明らかにするために、今回は「MVPの舞台裏!」と題して、
この試合をボールボーイ目線で振り返ってみようと思う。
まず言いたいのは、スーパープレーを連発していたおちゃらけおじさんは、
実はガッチガチに緊張していた
ということ。
俺「リラックスですよ!」
おちゃらけおじさん「んあ?」
と言って振り返った目は瞳孔開ききってる。
いつもなら笑いじわがあるはずの目尻の皮がビンビンに伸びてる。
挙句の果てにちょろっとヨダレ出てる!
そんな状態でも、ちゃんとセットを奪った所は確かに凄い。
リードした状態で、ベンチレストに戻ってきた。
でも・・・
俺「ナイスゲームです!」
おちゃらけおじさん「んあ?」
と言って振り返った鼻からはちょろっと鼻水出てる。
そして何を思ったか、そのまま手に持っていた
汗拭き用タオルでぶぴぃと鼻かんだ。
言えばティッシュすぐあるのに。
それその後試合中持っとくの誰だっけ!?
俺ぇぇぇぇぇ!!
俺「タオル新しいの持ってきますね~。」
おちゃらけおじ「いや、このタオルでいい。」
俺「いやぁ、さすがにそれは・・・。
ていうかおちゃらけおじさんもコレで顔は拭きたくないですよね?」
おちゃらけ「タオルくしゃくしゃってやって伸ばして、
もうなくなったからOK!」
OKじゃねぇぇぇ!!
くしゃくしゃでなんもなくならないっ!!!
審判「時間ですので、コートに入って下さい。」
おちゃ「お、じゃあタオルよろしく。」
俺「あ」
俺「れ」
俺「ぇ」
みんな「勝ったぞー。わーい!」
そして優勝。彼はMVPとなった。
そう、モスト・ヴィビッテタ・プレイヤーに・・・。
しかし、勝てば官軍とはよく言ったもので、
ここ一番で勝ちを掴み、優勝するっていうのは、やっぱりカッコいいんである。
俺は、今年の九山はレギュラーとしてコートに立つんだと、強く思った。
いやぁそれにしても、あんな鼻のかみ方、そんでごまかし方、俺は初めて見たよ。
今後鼻水関係で彼を超えるものは出てこないだろう。
と思っていたのだが、
まさに今日、ランク戦相手の先輩が
素手でぶぴぃと鼻かんだ。
テニス部の鼻水ダルダルっぷり!!! hiro
ご訪問、ありがとうございます!
よろしければ、下のランキングバナーをポチリとして頂けると、
親子共々、とても喜びます!
