季節外れの妄想劇場「真夏の夜の夢」最終夜<< 証 >> 前編 | 松井玲奈に夢中になろう

松井玲奈に夢中になろう

「美しくもカワイイ」元SKE48のかすみ草 松井玲奈さんを応援するブログです。
松井玲奈さんが大好きでこんなブログを作ってしまいました。玲奈さんの動画や画像、素敵なエピソードなどを紹介していけたらと思います。「さあ貴方も今日から玲奈推しで!」

季節外れの妄想劇場 「真夏の夜の夢
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第13夜<<ふたり>>はコチラから ⇒ http://goo.gl/4xdqzA


最終夜は前後編だよ
(後編は日曜日まで待っててね <(_ _)> )

ホントに終ったね~

うん
何度途中で止めようと思ったことか
そんなコトも含めて別記事として
まとめるかも知れない

1つのシリーズをなかなかに引っ張るな

この最終夜
昨年の12月の上旬にはもう出来上がってて
少し手直ししたけど ほとんどそのまま

「夏夢」はとにかくこの最終話を読んで欲しくて
なんとか最後まで続けることが出来たって感じ

それでオヤジは妄想劇場の最後に
エンディングテーマ曲ってのを紹介してて

エンディングテーマ曲

うん
「台湾旅行」は「青空片思い
「夕顔朝顔」なら「見えない空はいつでも青い
そして「夏夢」は「君の名は希望

運転中の車中で「君の名は希望」を
延々リピートしながら最終夜を妄想したのだ

危ないから運転中の妄想は止めなさい

読者様も出来れば後編の読後に聞いてみてね



曲自体の意味は少し違うと思うけど
ひとつひとつのフレーズがホント3人と重なって
オヤジは結構グッと来るので

それでは
そろそろ行くぞ

「真夏の夜の夢」 最終夜 << 証 >>
永く見た夢も今終る


のんびりと砂浜を歩きようやく別荘に帰ってきた

ヒロ 「花火綺麗だったな」

奈々未 「えっ・・・うん」

なぜだろう
俺は先ほどまでと違い
緊張感に包まれていた

奈々未もモジモジして俺に背中を向けてる

そっか
建物の中に2人きりだからか

ずっとお互い想い続け
やっと想いが通じ合った2人
そうだよな・・・

俺も奈々未も大人だし当然・・・

よし
俺はありったけの勇気を振りしぼる

「奈々未」

「えっ


俺は後ろから奈々未の華奢な肩をそっと抱きしめる

「ヒヒロ

奈々未は真っ赤になって俯く

俺は腕の中の奈々未をクルリと回転させ
俺のほうを向かせる

「奈々未 大好きだよ

「うん アタんっ

俺は奈々未が言い終わらないうちに
俺の唇でやさしく奈々未のクチをふさぐ

長い間ずっと想い続けた二人
その長い時を思い返しているかのような長い時間のキス

どれほどの時が流れただろう
どちらからともなくそっと唇を離す

「ヒロ
奈々未は潤んだ大きな瞳で俺を見つめる

「奈々未」
俺の大好きな奈々未

俺がそっと奈々未の帯を外そうとしたとき

「アアタシ
汗かいたからシャワーを」


「あ うん

「うん

奈々未は真っ赤になってバスルームに入っていった
・・・
照れた奈々未もカワイイな~

・・・いいよな
ずっと
本当に何年もお互い好きだったんだ
やっと気持ちが通じ合ったんだし
そんな関係になったって当たり前だよな

シャアアアアアア

微かにシャワーの水音が聞こえる

・・・
う~ん
緊張するな

奈々未が出てきたら
こうゆっくりと・・・

う~ん・・・

そうだ
景気づけに

・・・

ぷしゅっ
ぐびぐひぐびっ

う~ん
まだ緊張解けないな

もう一本
ぷしゅ
ぐびくびくび

・・・

バタン
奈々未がバスルームから出てくる
緊張の為か床の一点を見つめている

「・・・ヒロ

奈々未は薄いパジャマを着ている
いろいろ悩んだ挙句これにしたようだ

「ヒロ アタシ」

奈々未はゆっくりと顔を上げた

「えっ



「・・・ヒロ
寝ちゃったの


奈々未はテーブルの上のビール缶を見る

「3本
全然飲めないのに」


「もう
アタシのドキドキを返して」

奈々未は頬を膨らませる

ただすぐに優しい眼差しで
気持ち良さそうに寝息を立てるヒロを見つめる


「ヒロ これからもずっとアタシの隣にいてね

奈々未はそっと唇を重ねた

・・・翌日

? 「こちょこちょこちょこちょ~

んっ
なんか鼻がムズムズするな

「こちょっ
こちょっ
こちょこちょ~


んんんっ
「ぶぅああああくしょん

「うわっ
おっきいクシャミ
ヒロ 大丈夫

そんなところで寝てるからだよ」


「へっ
そんなところ
あれ なんで俺リビングのソファーで寝てるんだ

「ヒロ君
おはよ~


「あああっ
玲奈さん」

「えっ
玲奈さんがいるの


「玲奈さんもう帰ってきたんだ」

「えっ
うん
ちょっと用事があって


用事
幽霊の用事って一体

「あっ
そういえば今
俺の鼻くすぐってたろ

「うん
起こして上げたんだよ

もうお昼だし
触れないから出来ないかと思ったけど
意外とイケたね



「イケたねじゃな~い

「でもなんでソファーで寝てたの

「えっ
ソファーで寝てた理由
そうなんだよ
何で俺ソファーで・・・
奈々未なんでだっけ

「しらないよ


奈々未はとても冷たい反応だ

「どうしたの
奈々未ちゃん なんか怒ってる」


「いや・・・
あっそうか
昨夜花火から帰ってきて・・・

「・・・
アタシも少しだけ期待してたんだけどな~」


「えっ
そうなの

「んっ
なになに
何の話


「いや
なんでもないの
ホントに」

「ふ~ん
変なの

でも何か2人
今までと雰囲気ちがうね
ヒロ君もしかして


「うん
全部話すことが出来た
それでも奈々未は俺といてくれるって」

「そっか
よかった~

2人上手くいったんだ」

「くじけそうになっとき
玲奈さんの声が聞こえたんだ
全部話すことができたのは玲奈さんのお陰だよ
ホントありがとう」

「えっアタシの声
でもアタシは全然知らないよ
ヒロ君が勇気を出したからだよ」

「奈々未ちゃん
おめでとう
これからも2人仲良くね


「おめでとう
2人仲良くね だって」

「はい
ありがとうこざいます


奈々未は照れたように笑う

「いいな~
うらやましいな~
アタシも生きてる時に
彼氏欲しかった


「うん・・・」
こんなときはなんて言っていいか分からない
気の利いたことが言えない自分が不甲斐ない

「あっ
そうだ
ねえ奈々未ちゃん
お願いがあるんだけど」


玲奈は奈々未に向かって手を合わせる
当然奈々未には見えない

「奈々未にお願いがあるってさ」

「お願い
なんですか」


「1日だけでいいからヒロ君を貸してくれない」

「えっ
俺を貸してくれ

「んっ
奈々未も不思議そうな顔をする

「アタシ
1回でいいからディズニーランドでデートするのが
夢だったんだ~


「お願い
明日1日ヒロ君とディズニーランドでデートさせて
この通り 一生のお願い


「ああっ
土下座

「えっ土下座

「明日俺とディズニーランドでデートしたいんだって」

「デート

「うん
ディズニーランドでデートするの夢だったって
土下座して頼んでるよ」

「えっ
・・・いいよ
だから玲奈さん土下座なんて止めて下さい」


「ホント
いいの 奈々未ちゃん


「うん
ヒロでよかったらどうぞ」


「えっ
いいの
俺はちょっと声が浮かれてしまう

「嬉しそうだね

「えっ
いやいやいや
不味い 喜びすぎたか

「でも
玲奈さんの夢だったんでしょ
叶えてあげて」


「うん」

「奈々未ちゃん
優しい~

ありがとう」

「奈々未
玲奈さん お前に抱きついてるよ」

「えっえっ

こんな時奈々未は照れて上手く対応できない
でもそんな光景も微笑ましい

明日は玲奈とデートかぁ
楽しみだな~

んっ
気付くと奈々未が俺の顔を覗き込んでいる

「何ニヤニヤしてるの
玲奈さんに変なコトしたら絶対ダメだよ」


「しないしない
俺は冷や汗をかく

「ちょっとだけならいいよ
エッチなことしても」


今度は玲奈がいたずらっぽく笑う

「おいおい
クラクラするからそんな表情止めてくれ
だいたいエッチなことって
どうやってするんだ

「またニヤケてる

「いや
ニヤケてないって

「いいのにな~
アタシは」


・・・


賑やかで楽しい空気
その日は夜まで3人で盛り上がった

明日は玲奈とディズニーランドか
楽しみだな~


前編おしまい
続きは後編でお楽しみ下さい
後編は下のリンクから

後編 ⇒ http://goo.gl/jJVJCd


懲りもせずお約束をブッ込んできたな

いや
このお約束を待ってる読者様も絶対いるから

絶対いない

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