空を見上げると、雲のベールの向こうに月の光。くっきりと輝く満月ではなく、薄い雲に包まれた朧月。
その柔らかな光が、夜の景色をどこか幻想的に変えていました。「これは写真を撮りに行きたくなる夜だ。」そう思い、カメラを手に外へ。月明かりが空をぼんやりと照らし、木々のシルエットが静かに浮かび上がっています。街灯の光とは違う、やさしくて自然な光。まるで夜そのものが、ゆっくり呼吸しているようでした。雲はゆっくりと流れ、月の表情も少しずつ変わります。ときどき雲が厚くなり、月がぼんやりと滲む瞬間がありました。その柔らかな光が空に広がり、まさに「朧月夜」という言葉がぴったりの風景。


次は、新月の夜に星空撮影にでも出かけたいと思います。