【突然現れた大きな光】




深く長い森の中





手を取り合い進んできた





なかなか見えない光を探し





諦めずに歩いてきた



ある日雲の隙間から





うっすら射した光の筋





後どれくらいかかるのかと





空を見つめていた私たち



突然パッと広がった





力強い青空に





目を開けていられないほど





しばしその場に立ち尽くした



目の前に現れた





夢のような現実が





夢なのか現実なのか





明日も消えずにいてくれるのか





戸惑いながら時を過ごした



遠い夢だと思っても





ずっとずっと諦めず





強く心に持ち続ければ





突然夢は叶うと知った



今まで生きてこられたこと





生きてきた意味を強く思う




R4.7.17


【忘れない】

永遠の別れを知った時
会えない日々が悔やまれる

いつかまた 
その思いが叶わぬと知り
心が雲で覆われる

それでも心の中にいる
その人との思い出は
ふとした時によみがえる

悲しみに暮れても
日々は無情に進んでく 
今生きている私達が
明日を見つめて進むため
その人が生きた日々を思い
顔をあげて歩き出す

いつか私が旅立った時
私が生きたこの日々を
笑顔で語り継がれるように
生きた証を残しておきたい

R.4.3.27