【戦場のような朝】

大都市の朝はまるで戦場
押し寄せる人波は
戦国時代の兵士のよう

流れに逆らう人々は
波をかきわけ必死に進む

以前の私は
押し寄せる波の中にいた
一分一秒を争い
束の間の安らぎを得るための
早朝の席取り合戦

戦いに疲れ
人波から脱け出して
今はその波をかわしている

人々はいつまで
こんな戦いを続けるのだろう
この戦いは
これから待ち受ける
本当の戦いの
序文なのだろうか