Nobuko Miyamotoさんとの出会い | Hiroのブログ

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山口の山の中から、Hiroのつぶやき。
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私の人生で最も大きな出会いであり、最も大っきな影響を受けた大切な友であり、師匠であるNobuko Miyamotoさんとの出会いはさかのぼること、2002年?にロスに留学中に一時帰国したときに東京でであいました。私はYuri Kochiyamaさんユリ・コウチヤマ - Wikipediaに、オークランドで会えたことを彼女の本を書かれた中澤まゆみさん『ユリ 日系二世NY・ハーレムに生きる』中澤まゆみ | 単行本 - 文藝春秋BOOKS (bunshun.jp)に報告に行こうということで東京へ向かいました。中澤さんから、「ちょうど今日、ロスからNobuko Miyamotoが日本に来ているので、せっかくだから話を聞いて帰ったら。」という一言で、同じロスから来た人だから会ってみようと思って彼女の会に参加しました。日系人の研究をしている学者さんみたいな方ばかりの中、英語もろくに理解できないのに、なぜか、「ロスに戻ったら絶対会いに行こう!!」とビビ~っと来てしまいました。ロスに戻ってからNobukoは、私にあったこともあまり覚えていなかったようでしたが、私が強引に「お煎茶のお点前をさせてください!!」と連絡を取ってしぶしぶ受けて頂きました。英語があまり出来なかったので、英語がしっかりしゃべれる友達を連れて彼女の家に行き、お点前をさせてもらったことをNobukoがとても気に入ってくださって、それ以来彼女が何かあるたびに私を誘ってくださるようになりました。この知らないところに思い切って飛び込む勇気は高校時代に卓球留学をしていて、よく一人で実業団に練習をしに行くという経験が自信につながったことで身についたようです。  

Nobukoからよく電話がかかって、「Hiro!ちょっと手伝ってほしい!!」と言われるとすぐに彼女の所へ行ってお手伝いをすると彼女から「Hiro,いつもごめんね!」と言われると「いえいえ、こちらこそ、今日もNobukoに会えるという夢をかなえてくれてありがとう!」と言っていたことを今でも覚えています。これがきっかけで、彼女の舞台でこの私が演技をしたり詩の朗読をしたり、私の人生では考えられないことがおこりました。特にNobukoは、911同時多発テロと呼ばれている事件があったことで、アメリカにいるイスラム教の人たちがあちこちでおびえて生きている状況で、彼らがどういう背景でこの国で生きているのか?といった理解を深めるための舞台に携わることになり、Nobukoと一緒にイスラム教の寺院に度々足を運び、イスラム教徒の人が本当に穏やかで、一人ひとりが自分と神としっかり向き合って祈られている姿がとても純粋で素晴らしいと感じ、とても貴重な経験をさせて頂くことができました。彼女との出会いによって、私が今まで経験したこともない社会の大きな流れを感じまた、彼女のいちずなやさしさに触れ、愛というもののすばらしさを味わうことができたと今でも思っています。