ひろしのつぶやき “いつのまにかの罠” | Hiroのブログ

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私はできるだけ、助成金というものを受け取りたくないと考えています。その理由は、NPO法人に変更した友人たちを見ていて(本人たちも自覚している)、お金の面でいろいろ優遇されていたりするので、そういった苦労から抜け出すために、本来の自分のやりたい本筋の仕事をするためにNPO法人に切り替えられていた。しかし、いろんな規制があって、「自由がきかなくなった。」という言葉や、「提出書類が多くそちらの仕事に追われている。」という言葉がよく聞かれる。そして、“いつのまにか”、本筋からは遠く離れてしまって、ただただ、立ち上げた組織をキープするのに精いっぱいで疲れ果ててしまう姿を見る結果。

 

世の中にはいろんな助成金の制度を利用して、仕事を立ち上げる人がとても多いが、今のように、それをもらうことによってのデメリットをよく考えなかった結果、本来と違うものになってしまうということ。

そして、よ~く考えると、国のそういう税金を使っていただけるということは、多額の債務を抱えている日本さんから、お金を助成して頂くって!?普通では考えられない。国=安心という言葉に結び付け考えてしまっているのでしょう。普通に考えて、借金している人からお金を借りるのはあり得ないが、誰もそんなことを考えることもないのでしょう。

また、巨額の利益を得ている武器産業、農薬、薬などの会社からの補助金制度を使うということは、ある意味そういう企業を応援しているということでもあります。よく、お金だけもらっておけばいい!と考える人が多いと思いますが、本当にそれだけで済むのでしょうか。

 

そういう補助金などの制度の研究をしている人が、一般市民にアドバイスをしてこんな制度がありますよ!っていう話にかなりの人たちが乗りまくって、“いつのまにか!?”こんなひどい社会ができているのかもしれません。

 

火事のように、これは大変だということがすぐにわかるものは、すぐに対応するのでしょうが、添加物、香料、放射能、電磁放射線、農薬、空気中に放出される有害物質などなど、徐々に増えていっていたり、強くなっていたりして、“いつのまにか!?”体調の具合が悪い人がとても多くなり、日常の暮らしで“いつの間にか”免疫力を低下させてしまっているかもしれません。その結果、不景気でも行列のできるお店⇒病院が繁盛するのでしょうか。

 

まあ、いつのまにか?というところをたまに振り返って自分の思考と行動を点検しなおすということはとても大切なことだと思います。自分も含め、それぞれが、志をもって自分の人生を全うできるように今日を有意義に過ごしていきましょう。