山田征さんの映画とお話し会を終えて2 | Hiroのブログ

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先日行われた征さんの映画&お話し会で、今までどんどん疑問に思うことを征さんにぶつけることで理解が深まると思っていました。しかし、征さんは極力それをしないようにしているということ。私の頭の中はなぜ?なぜ?のはてなマーク。車での移動中にわたしが、「アメリカに住んでいた時たまに、子どもと大人が激論を交わしている所を見かけることがある。」という話をして、「私は小さな子供と大きな大人が対等に話をする場面にとてもびっくりした」ということを話しました。
それに対して征さんは、「日本では下地が違いすぎて、話がかみ合わなくなることが多く、そしてとてもたくさんの時間を要してしまう。」と話されました。これが、今まで征さんが自然エネルギーのお話し会で2時間も使われ一つ一つを丁寧に話されている理由なのだと理解できました。映画が約1時間そしてお話が約1時間30分という限られた時間で、何をするか?来られている方は様々なレベルの木になる疑問というものが沸き上がる。まあ、当然のことと考えられます。そして、その千差万別の質問に答えるのは物理的に不可能だということが理解できます。それよりも、80歳を超えた征さんが今までいろんな取り組み、いろんな知識、そうしたことを総合的に見て今一番お話をされたいと思われていることをどんどんお話をしていただくことに時間を割いていただくことが最も大切なことだと思いました。こうやって、征さんの活きた時代と私たちの生きている時代が重なり合い、次へ伝えたい智慧を授かっていると感じています。元気で動ける今だからこそこれが実現している。ある意味奇跡かもしれません。また、今日このイベントに協力して頂いた知人にお礼の電話を入れたところ、「お昼に昨日の反省会を友達同士でやった」と報告されました。こうして、話の内容をもう一度振り返ってみると、いろんな学びがあったということに気が付けるのでしょう。また、私は征さん本人ではありませんが、今回一番近くにいさせて頂いたということで、質問等があれば誠意を尽くしてわかる範囲で答えさせて頂きます。まだ、今回征さんから学んだことがあるのでブログにでも書いていきたいです。少しでも、次の世代、これからの地球が平和であるためにという願いの中で、この征さんという大先輩と出会え私のようなものが対等にお話しできるということはすごいいいチャンスを頂いていると思います。