古庄弘枝さん お話し会~身近な環境問題(電磁波・香料)を終えて | Hiroのブログ

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先日、古庄弘枝さんをお迎えして宇部と下関で電磁波、香料、そしてこれから始まる5Gのお話をしていただきました。初めてお会いしましたが、とても人間味があり、気さくで明るい方で大好きになりました。この電磁波がとても危険だとはっきり言う方は日本ではほとんどいないなか、古庄さんは、電磁波過敏症で苦しんでいる方々の取材、そして、海外でこの研究をしている人たちのデーターなどをしっかり押さえてバランスよくお話をしていただきました。古庄さんのお話を聞いて100%間違いなく人体に影響していると確信できました。

私がとても気になった部分を少し紹介したいと思います。

一つは、日本の電磁波の安全基準が世界でもダントツで、日本が高周波の基準値1000に対して、オーストリア、ザルツブルク州では、0.0001で、ドイツの医師のグループでは、この基準地でも30パーセントの人たちは病気になっていると警告しているそうです。この基準値の違いがどういう意味を持っているのか?本当にこんな基準の国で大丈夫ですと言われてそれをうのみにはできません。

二つ目は、電磁波は脳にある血液脳関門を開かせる作用があり、この脳関門は脳に有害な物質が入るのを防ぐためにあるもので、これが空きっぱなしになることによって、化学物質過敏症の人たちなどは特に電磁波過敏症と併発する恐れがとても高いそうです。

三つめは、金属は電磁波を惹きつける作用があるので、出来るだけ身体には金属を身に着けないほうが安全であるということ。そして、金属で囲まれた空間(車やエレベーターなど)で携帯を使ったりすると電磁波がその空間で乱反射して電磁放射線を浴びる危険が高まるということでした。

四つ目は、5Gが今までにない危険性の高い電磁放射線を使うといことで、深刻なヒバクリスクがあると言われています。そのため、世界中でこれを止める声が上がっています。そして、信じられませんがこの一年で5G用の人工衛星が2万基も打ち上げられるそうで、地球の周りを覆うシューマン共振波が乱される可能性があると言われています。このシューマン共振波は人間の脳波と連動していると言われていて、人間の脳への影響が懸念されているそうです。

まだまだ、たくさんありましたが、私が今回特に気になった部分を書いてみました。電磁波による病状を診断できる唯一の病院だった北里大学の診療もなくなったそうで、全国で電磁波が原因の病気を診断できる人がほとんどいない状況です。東北の病院をされているある先生はほとんどの病気の原因が電磁波である可能性がとても高いとおっしゃっているそうです。子どもは特に電磁放射線の影響が高いので、子ども達の健康を守るためにも大人の理解が深まり、これらの深刻な問題をみんなで考えられる社会へまずは変わっていってほしいです。