今朝のNHKラジオ「サタデーエッセイ」で、ドキュメンタリーなどで私が注目している森達也監督が、“日本の事件報道の特異性”について話していたが、全くその通りだと思った。

 京都の小学生を殺害した義理の父親、一昨日の北越高校のマイクロバスの事故など、何故事細かにそれも毎日毎日少しずつ小出しに報道するかと、不愉快にすら感じていた。

 森監督曰く、事件や事故の背景よりセンセーショナルさが優先され、メディアが世論の空気を先回りして作る構造になっている。それを期待する国民が増えているのが、事件報道のゆがみを生んでいると解説した。問題は私たちの側にもある。

それにNHKや民放各社が揃って同じニュースを延々と垂れ流す不思議さは日本独特のものだそうだ。

 この傾向はオオム真理教事件からで、オオムと言っただけで視聴率が取れたことから、各社が競うようにこの手法を取り入れてきたとのこと。

犯人像や被害者像を単純化し、事件の背景や構造的な問題などには手を付けない、この姿勢こそ問題ではないかと森監督は解説していた。現在の事件事故報道にはもううんざりしている。せめてTBSの報道特集程度の番組が、あと数社で出てくることに期待したい。

 今日は終日、昨日の会議の宿題と新たに頼まれた作業をしていた。いつもの週末の過ごし方だ。

 写真は一昨日、コルリの近くのポイントに居たコマドリ。