今年も憲法記念日がやってきた。先の自民党大会で高市さんは「時は来た」と叫んだが、何をたわごとをと思う。
裏金にまみれる自民党の皆さんや国保逃れをする維新の会の皆さんには、法律も守れないその汚れた手で、国の根幹にかかわる憲法に触らないで欲しいと言いたい。まずその汚れた手を奇麗にしてから、何故変えなくてはならないかを分かり易く語って欲しいと思う。
高市さんが総理大臣になってから、もう一度自民党の改憲草案を読んでみた。前文では天皇を戴く国家とあり、第1章で天皇は日本国の元首であると謳う。まさに国民主権は後退し戦前回帰の草案に唖然とする。特に第2章「安全保障」では第9条に国防軍の保持を謳う。正に高市さんが言う「最後まで戦ってもらう」人たちを創設することだ。
台湾有事を煽りロシアのウクライナ侵攻やアメリカのイラン侵攻で、防衛力の強化が唯一の抑止と喧伝していることに危うさを覚える。
憲法第9条1項「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争を、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」
2項「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない」
高市さんは「この非常におめでたい一文を真っ先に変えようと思っている」といったが、この崇高な理念を理解できない哀しい人だと思う。
同じ自民党の重鎮で戦争を知っている古賀誠氏は「9条を守ろうと言うことだけは言い続けていきたい」と昨日の報道特集のインタビューで言った。戦争を知る人の重い発言で、同じ世代として全く同感である。
最近になって井上ひさしの「子どもにつたえる日本国憲法」が版を重ねて売れているそうだ。何度読んでも心に響くことばが綴られていて、多くの人に読んで欲しい一冊だ。
最近読みなおした本の一部
