『昭和16年10月1日ヨリ昭和18年10月31日迄義務服役 任海軍三等機関兵曹』
大叔父は
この進級で下士官の身分となった。
この日からあと2年の服役義務が記されているが、下士官に任官された後は自動的に最低6年は務めなくてはならず
実際は昭和22年10月31日までの義務服役だった。
そのため、軍歴表の服役年期の欄には
『昭和16年10月1日 下士官六ヶ年』
と記されている。
通常は、術科学校を卒業後
任用試験に合格して下士官となるが
大叔父の場合、卒業して約2年間は進級することなく艦に配属となっている。
すぐに進級していないのは
試験に不合格だったのだろうか。