徴兵 | 戦死した大叔父の足跡

戦死した大叔父の足跡

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『 昭和11年6月1日 横須賀海兵團 入團
海軍四等機関兵ヲ命ズ     現役編入 』

昭和11年。
大叔父は大東亜戦争の始まる5年も前に徴兵されていた。


昭和12年から支那事変が始まるので、大叔父らの徴兵はそれを見据えての人員確保だったのだろうか。

昭和11年頃の徴兵とはどんなものだったのだろう。


私は勝手に、
大東亜戦争が始まって、少しずつ戦局が悪化してからの徴兵だと思い込んでいた。

表向きは“国のため”だけれど、本当は死を約束された仕方のない出征だったと思い込んでいた。


昭和11年。
大叔父21歳。

もしかしたら、私が想像していたような辛くて悲しい出征ではなかったのかもしれない。

東北の田舎で育った21歳の青年は、
夢や希望に満ちあふれてあの家を後にしたのかもしれない。