また福島で震度5の地震がありましたね。
福島の皆さん大丈夫でしょうか?
今日も読書感想文です。
北森鴻氏の蓮丈那智フィールドファイルシリーズのⅡ「触身仏」
触身仏―蓮丈那智フィールドファイル〈2〉 (新潮エンターテインメント倶楽部)/北森 鴻

¥1,470
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異端にして孤高の民俗学者・蓮丈那智(ちなみに美貌の女性である)と助手の内藤三國が事件に遭遇してその知識で解決していくのを内藤の視点から語っていくというホームズ・ワトソン型の短編集の第二弾
第一弾は読んだのかっていうと、読んでない。好みの匂いがする本だったが図書館にこれと第三弾しかなかったのだ。ただそれだけ。
表題作の触身仏は、
那智の元に「『特殊な形状の神』を調査してほしい」との手紙が届く。
それは「菊理媛神」(くくりひめかみ)に関して発表した新説と深く関連していた。
その特殊な神とは、道祖神として祀られた即身仏であった。
そして調査を終えた那智はある事実に気づく。
その1年後、那智のもとに三田村より新たな仮説が届き、その内容に不安を覚える那智
やがて三田村の娘より、三田村が失踪したとの連絡を受け再び調査に急ぐ那智と内藤。
那智と三田村がたどり着いた真相とは、なんとその即身仏はフェイクであった。
しかもその下には本物の道祖神である即身仏があり、それこそ村の秘密、山津波で全滅した蹈鞴製鉄山の民の部落のためであった。
三田村はその地下蔵に閉じ込められて瀕死の状態で助けられた。
土地開発に考古学調査は大敵。それを阻止しようとした足立の仕業であった。
助けられた三田村が語る即身仏のさらなる真相。
とまぁ、こんな感じである。
民俗学や神話、古典、考古学から漫画まで幅広い知識を駆使して構築された民俗学的秘密と事件の謎解きは、その手のものが好きな私好みなのであるが、いかんせん消化不良の感がある。
すぐに那智と内藤が事件に巻き込まれるのが安直に感じた。
それに警察の扱いがディテールにおいてぞんざいで抜けている。
警察の科学捜査などもかなり無視。
内藤三國の助手として男としての情けなさを表現するのにかなりを割いており、しつこさを感じた。
歴史に埋もれた秘密へのアプローチも、?と思わざるを得ない飛躍が随所にあり説明不足や論理の飛躍で不満であった。
でもまぁ、話の中身は私好みで、そうあの井沢元彦氏の系譜に属するのである。
文句もあったが、第一弾が好評だから第二弾があったと思うので、読んでみたいと思う。
皆さんはどう感じただろうか?
では、またね。
PS
またしばらく「絵」を描いてませんが、申し訳ない。
このところ読書づいてるのと、図書館から借りたので返さないといけないからさぁ~(笑)
できるだけはやく次の絵も描きますね。
何せ芸術の秋だもんね。