なんとなく、ぎこちないデートが続いた。
しばらくは寂しかったけど次第に慣れていった。
でもね、手を繋ぎながら話してると、くるみを女としてみていることの証拠が見ることが出来た(笑)。
彼は我慢している。
それがわかったからくるみも我慢した。

彼はいつも勝手。でも別れを選ぶのではなく、どうにかしてくるみと一緒にいたいと思ってた。

悪いことばかりではなかった。今まで 彼と電話することができなかったんだけど、毎週金曜日は彼がおうちに帰る日。帰りに少しの時間だけど電話出来るようにになった。それから毎朝、モーニングコールも出来るようになった。

彼の声はとても優しい。くるみは彼の声が大好き。毎日、聞けるなんて夢のようだった。

モーニングコールのときはさすがに寝ぼけ声だった(笑)

電話が出来るようになってから、お互い色んなことを話すようになっていった。

彼の1週間のお休みが終わり、寮に戻った彼。

いつもの場所で待ち合わせ。
くるみが待ち合わせ場所についてしばらくすると彼の車が到着した。

くるみは彼の車に乗り込んだ。どこかに行くのではなく、車中でのデート。

1週間ぶりの彼はいつもと同じように思えた。

最初は何気ない話をしていた二人。
くるみが、またいつかお泊まりしたいな。
って言ったら彼が、

くるみ、ごめん、僕はもうエッチはしない。くるみだからではなく、相手が誰でも一緒なこと。
僕は、くるみとずっと付き合っていきたいから、決めたんだ。


くるみ
え??どうして??

頭がパニックになった。くるみは彼にとって女じゃないの?女としてみてもらえないの??
すごく悲しかった。


彼が、
くるみはもちろん女だし僕は、くるみが大好きだよ。でも決めたんだ。


くるみも彼が大好き。
だから、彼と付き合っていくためには彼を受け入れるしかなかった。

あれから4年半、エッチは一度もしてない。

軽いキスのみになった。

何気ないメールを送り続けてから1週間。

お泊まりデートのことは触れていけないことだと思ってたから、くるみからは触れなかった。

なのに………。



彼からのメール

くるみとお泊まりデートしてから1週間たったんだね…。
もっと前の出来事のようだよ。

どうとらえていいのかわからなかった。
でも、思い出してくれていたことは嬉しかった。

くるみ
そうだね…


ねぇ…○の顔見たいな…。



少しの時間なるけどいい?


くるみ
もちろん。


1週間ぶりに少しだけど会えることになった。
嬉しいけど怖かった。