セスクとナスリがいなくなった。そして、怪我人がわんさかいる状態で、好調のユナイテッドと対戦するアーセナル。この巡り合わせの悪さったら、なかなか思いつかない。まさに、泣きっ面に蜂である。もう一週間前の試合なので、結果をいきなり。8-2である。何でこんなことになったんだということをつらつら考えるのである。もちろん、途中でアーセナルの選手の気持ちがきれたんだよ、なんて安易な結論で終わらせるつもりはない。きれていたかもしれないけどね。

 ■分析しようそうしよう

 試合の臨み方について。アーセナルはあくまでもいつもと同じやり方で試合に臨んできた。今日はキーマンがいないから、自陣に引きこもるぞ→ロングカウンターはウォルコットに任せた→疲れたら宮市の出番だ。みたいな思考回路はベンゲルの頭の中には存在しない。あくまでアーセナルらしく。

 しかし、試合を眺めていると、どっちがアーセナルやねんという展開になった。アーセナルもロシツキーとラムジーが必死にボールを落ち着ける場面ではさすがやねとなるんだけど、基本的にはユナイテッドがアーセナルに見える試合展開になった。ここが最初の分かれ目。

 なぜにアーセナルはボールを保持できなかったのか。ユナイテッドはそこまで攻撃的な守備でアーセナルに襲いかからなかった。それよりはお得意のゾーン守備できっちりボールホルダーに寄せ続けるユナイテッドであった。なので、ユナイテッドの守備戦術にその原因は求められない。

 では、単純にアーセナルの選手が下手だったのか。それもありそうだが、ユナイテッドの守備戦術に原因がなければ、アーセナルの攻撃戦術がたこだったからで試合内容にそこまで影響が出るとは思えない。もしも、そうならば、アーセナルがボールを保持する時間が長いんだけど、全然チャンスが生まれないよねという展開になりそうである。

 というわけで、アーセナルの守備戦術を見ていこう。つまり、ボールを奪えなかったかららしさを出せなかったのではないかということ。まあ、そうなんだけどね。そして、ユナイテッドのプレス回避について少し。バルサのパクリなんだけどね。
 
アーセナル狙い




 アーセナルはユナイテッドの選手とこんなふうに組み合わせることを狙った。サイドの選手はそのままなので、省略である。なので、ラムジーやロシツキーはかなり対面の相手についていくことが多かった。コクランはそのプレスに連動するよりも、バイタルエリアを埋める意識が強かった。この判断は正解でも不正解でもない。状況によるし。この考え方はなかなか良かったと思う。
 
プレス回避




 アーセナルが攻撃的な守備で来るなら、ユナイテッドはデヘアを使ってプレスを回避する。ちなみに、GKを使ったビルドアップはリバプールとユナイテッドが先駆者と勝手に思っている。で、デヘアにボールが入ったときに、アーセナルはリスクをかけてパスコースを潰すのだけど、長距離のパスができてしまうデヘア。バルデスと共に繋げるGKとして、有名になっていきそうである。なお、表記しわすれたが、エバンスとジョーンズの間にアンデルソンが降りてくる形も頻繁に使われる。

 こうしてサイドで数的不利なアーセナルは劣勢にたたされたわけである。

 実はもうひとつある。どちらかというと、こっちのほうが重要かも。アーセナルはSBが若手である。なので、不安が一杯。でも、前の選手がしっかり守ってくれれば、さらされることはない。ウォルコットとアルシャビン。まあ、守備がひどかった。

 先制点のきっかけになった場面でジェンキンスとウォルコットが喧嘩をしていた。ジェンキンソンはボールを受けに下がるヤングについていった→ジェンキンソンのいたスペースが空いた→そこにエブラが走りこんだ→ウォルコットはエブラをスルー→一気にピンチになったわけである。マークの受け渡しがろくにできていない。

 アルシャビンは持ち場を離れて、行方不明になったり、持ち場にいるかと思ったら、スモーリングへの寄せの距離が全然遠い。なので、アルシャビンがそこにいる意味がほとんどなく、若いSBはこうして危機的状況に陥った。

 まとめると、SHの守備がぼろぼろ→それを支えるSBには苦が重すぎる→さらに前プレをユナイテッドに回避される→それでも繰り返されるアーセナルらしさ。こんな状況でポゼッションできるかっていう。

 ただ、行方不明になるアルシャビンの動きからアーセナルは何度かチャンスを掴むことに成功している。なので、アルシャビンを諸刃の剣と考えると、理解できなくない範疇である。例えば、PKを得た場面でふらふらと逆サイドに現れ、ウォルコットとのコンビが炸裂。なんでここにアルシャビンがいるんだってことで、相手が困惑した時間を利用したアルシャビンであった。

 それでも、ギブンがいればなんとかなる。でも、ギブンはいない。さらによりにもよってCB同士の連携ミスから相手に先制を許すんだから、たちが悪いアーセナル。守備に関しては中盤のトリオが懸命だったことくらいだろうか。もちろん、若手のSBも頑張っていたけど。

 でも、ここまで攻めこまれれば、相手のスーパーなプレーが炸裂することもあるし、セットプレーを与えてしまうこともある。で、前半は3-1で終了。後半も膠着状態が続いたのだけど、ここで試合をぶち壊したのがベンゲル采配である。

  
コクランじゃないよ




 システムを4-4-2に変更。なお、右サイドのコクランは若手の誰かである。恐らく攻撃的な選手をいれて反撃を試みたのだろう。そして、一気にユナイテッドのゴールラッシュである。

 ユナイテッドはSHとFWの選手がバイタルに侵入してくるのが特徴で、ラムジーとロシツキーにそんなケアができるわけもない。なので、そこに選手を配置していたのだが、ベンゲルの自爆采配によって、あんなわけわからんスコアになったのであった。というわけで、ユナイテッドと試合をするチームは気を付けようね。

 ■独り言

 大量の補強したから解決される問題ではないこともあるってことは、覚えておいて損はなさそうだよねという試合でした。未来が心配。でも、ウィルシャーが復活すれば、かなりいけると楽観視もしている。それくらいウィルシャーは化物。ウィルシャー、ラムジー、アルテタが機能すれば、アーセナルらしくはなるんじゃないかと。 
会見で暴力団関係者との"黒い交際"を明かし、芸能界を引退した島田紳助。所属事務所だった吉本興業では、ほかの所属タレントに対して徹底した調査が行われているという。

「キャリアが短い新人は何もなかったようだが、ある程度キャリアのあるタレントは呼び出しをくらい『暴力団関係者との付き合いはないか?』と徹底的に調査されている。たとえ本人にその自覚がなくても、師匠格のタレントと同席した際に知らぬ間に接点ができている可能性もあるので慎重に調査が行われている」(若手の放送作家)

 同社関係者としてはまだまだ紳助の件が尾を引きそうなだけに、ほかのタレントが何か問題を起こしたとしても手が回らず、十分な対応ができないに違いないが、所属タレントのほっしゃん。のTwitterでのつぶやきが物議をかもしているという。

「紳助の騒動で渦中の25日、ほっしゃん。はTwitterに<生命保険会社に勤める知人が、『最近、ガン保険のCMがなくなったと思わへん?』と。理由を訊いたら、外資系には共通の資料が回って来て、原発事故後のガンの発症率が上がったので売り止めがかかってると。特に0~6歳の子供達の被爆が指摘されてて、北海道~関西圏が汚染地域として指定されてると>と書き込んだ。フォロワーから『本当ですか?』など確認のコメントが寄せられると、今度は<先ほどの呟きやけど、その外資系保険会社の知人に確認とったら、間違いなく確かやと。もちろん誰でも見れる資料やなく、この会社では営業部長職以上の会議で示されたもんで、会社によって知り得るクラスが違うだろうと>と事実を裏付けるような書き込みをした」(週刊誌記者)

 「保険会社に勤めるボクの友人も同じことを言ってました。普通に考えて、損益分岐点の修正が必要になるのですからどこの会社も検討しています」と同意するフォロワーもいたが、この書き込みはかなりの問題発言だというのだ。

「『誰でも見られる資料やなく』ということは、ほっしゃん。にうっかり話してしまった知人は業務上で知り得たことを口外してしまったため、守秘義務違反にあたるのでは? ほっしゃん。も自分の胸の内に収めておくならいいが、Twitterに書き込むのはまずい。それよりも、外資系保険会社各社は震災の影響でCMに出稿するクライアントが減ったテレビ局にとって、金を惜しまず出稿してくれる手放したくないクライアント。万が一、ほっしゃん。の書き込みが気に障ってたとえば吉本の所属タレントが出演する番組の出稿を取りやめてしまったら大問題に発展する。ほっしゃん。はそういうことまで熟考したうえで書き込んだのだろうか?」(広告代理店関係者)

 さすがに、関係者から指摘されたのかほっしゃん。のTwitterから騒動の発端となった「生命保険会社に――」の書き出しで始まる書き込みは削除されているが、「先ほどの呟きやけど――」から始まる書き込みは残っている不自然なタイムラインになっている。

 紳助の騒動がひと段落するまでは吉本の所属タレントはいくら本音でも、特にブログやTwitterでは問題になりそうな発言は控えた方が良さそうだ