この事件は、自身の尊敬する社長や上司を女性社員が呼び捨てにしていることに激怒した紳助が、殴るなどの暴行を行い、全治1週間の頚椎捻挫を負わせたというもの。被害者である女性は大阪府警大淀警察署に診断書を提出し、同月28日に刑事事件として告訴。翌月大阪府警大淀署は、紳助を加害者として傷害の疑いで書類送検、検察が略式起訴を請求し、大阪簡易裁判所において「罰金30万円」の略式命令が下された。この暴行事件により紳助は、芸能活動無期限自粛を表明し、一時テレビから姿を消した。復帰したのは翌年1月2日だった。
事件後、休職していた被害者女性だが、06年6月に休職満了として吉本興業から退職扱いとなった。その後、同年8月に加害者の紳助と吉本興業を相手取り、損害賠償を求める民事訴訟を東京地方裁判所に起こした。この際、仕事ができなくなったのは首の捻挫やPTSDなどが原因であるとして、退職扱いの無効と雇用関係の確認も求めていた。10年9月に1審東京地裁で下された判決で、紳助と吉本興業は女性に対し、計約1,045万円の賠償を命じられていた。しかし女性が、判決を不服として控訴していた。
「紳助は引退会見時に『今まで数々のトラブルで引退を考えられることがあったと思いますが、今回は引退を決めたのはどういう思いからですか?』と問われ、この事件について触れ、『ほんとうはどうやねんという思いもある』と語り、殴ってしまい悪かったという思いはあれど、引退などは考えなかったとまで言っています。彼にとってあの暴行事件は、なんの負担にもなっていなかったのでしょうね。今回の和解は、早く紳助との縁をすべて切ってしまいたいと思っている吉本興業側が働きかけたのかもしれませんね」(業界関係者)
一部メディアでは、紳助が芸能界復帰へと動いているとも報じられているが、今回の和解は復帰への一筋の光となるのだろうか。ともあれ、潜伏先である沖縄で今回の和解の報告を受けたであろう紳助にとっては、心の重荷のひとつが取り除かれたことは間違いない。
アルゼンチン代表の指揮官としては成功を収められなかったものの、引き続き母国の英雄として君臨するディエゴ・マラドーナ氏が、自身の娘婿である同国代表FWアグエロを獲得しなかったR・マドリードに苦言を呈した。
R・マドリードはこの夏、A・マドリードからの移籍を宣言したアグエロの引き抜きが噂され続けたものの、地元ライバルとの関係悪化などを考慮して、最終的に獲得を断念。結局、マンチェスター・シティに移籍した同選手は、プレミアリーグで得点王争いを演じている。 こ れについて、今シーズンからUAE(アラブ首長国連邦)のアル・ワスルを率いているディエゴ・マラドーナ氏は、R・マドリードの判断が誤りであったことを指摘した。 「R・マドリードは、アグエロを獲得しなかったのが大きなミスであったことを、シーズン終盤になって気付くだろう。バルセロナから覇権を奪うためには、R・マドリードはずば抜けたチームを作る必要があるが、アグエロはそれを叶える理想的な補強だった。モウリーニョ監督にも獲得を薦めたのだが、R・マドリードは私のアドバイスを参考にしなかった」