ちょっと諸事情があり、ブログを停止していましたが、今週より再開したいと思います。


読者の方々から「どうしたの?」とご連絡を頂いたりと、いろいろとご心配をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした!


現在、私は日本で仕事をしていますが、ここ数日は少し涼しい日が続いたものの、今年の日本の夏は本当に暑かったですね。


シアトルの涼しい夏が恋しいです。


ブログをお休みしていた間にも、いろいろと新しいサイトの立ち上げを行ったり、海外IT企業などとの新たなお仕事なども始まり、いろいろと刺激的な日々を過ごしてましたが、そんな中から皆さんに、少しでも多くのIT情報をに「わかりやすく」、そして「おもしろおかしく」お伝えできればと思います。


これからも「米国IT企業社長ブログ」を宜しくお願いします!



今回の上海出張は、中国進出を目指す、日本の「とある」大手コンテンツ・サービス事業社(まだ公表できません!)の社長さんに同行し、その会社が提供する「とある」コンテンツ事業の、中国における事業展開の可能性を探るというものでした。

当社が中国でのビジネスをサポートする上で、いつもパートナーとしてお世話になるのは、以前の記事「上海の熱き IT戦争?」 でもご紹介した、ネットエイジ・キャピタル・パートナーズ上海江 博(Jiang Bo)氏 こと、河合CEO です。

河合CEO は、私が社会人になったときの 1年先輩にあたり、新卒で右も左もわからない状況の私が、まさに「公私(公=仕事、私=合コン?)」ともども、非常にお世話になった方で、その師弟関係は今も変わらず、「出来の悪い後輩」である私は、いまだにお世話になりっぱなしという状況が続いています。



▼ 前回の上海出張での食事の様子

ネットエイジ関係者の皆様と一緒に会食


shisen01 <= クリックrで拡大

前回の出張時には、西川さん、小池さんもご一緒で
お食事に同席させて頂きました。


ネットエイジ・キャピタル・パートナーズ上海では、現在、急成長を続ける中国ITにおいて、先進的でとても興味深い企業などへの出資を行い、様々なビジネスを推進されています。


▼ ネットエイジ・キャピタル・パートナーズ上海

オフィスの様子(河合CEO こだわりのインテリアです!)


NACPS01


全体をアンティーク家具でそろえ、ノスタルジックな

雰囲気が漂うとてもオシャレなオフィスです。



▼ 会議室もこんな感じ!スゴイ!オシャレです!


NACPS02


中国ビジネスは、まだまだ「赤い資本主義」といった感じで、西側諸国などとのビジネスとは一味違う、独特の難しさがありますが、そういった状況下において、実際に現地に拠点を置く、日系のIT系インベストメント企業である同社は、日本から中国展開を行う上で、とても頼りになるパートナー会社だと思います。


今回の出張も、とても有意義なものとなりました。

まだまだ中国のビジネスは難しそうですが、頑張ります!



前回の記事で書いた、クリス・アンダーソン氏の講演の内容は、次回の記事でお伝えします!

本日は先週に引き続き、韓国SDF(Seoul Digital Forum) 基調講演の、ビックなゲストについて皆さんにお伝えします。


今日、皆さんにご紹介するのは...


▼ クリス・アンダーソン氏(Chris Anderson)


ChrisAnderson



皆さんは、この方をご存知ですか?



ここでピンっときた読者の方は、かなりの「IT通」だと思いますが、最近、ネット関連のマーケティング理論でよく聞くコトバ!



ロングテール



このロングテール理論を提唱したのが、クリス・アンダーソン氏です。

さて、このロングテール理論


いまさらながらですが、あまりよくわからないという方のために、ちょっとご説明を...



たとえば、Amazon.com などのネットでの本の販売などを例にとると、その売り上げと販売商品群の関係より、縦軸(y軸)を売上数量(Population)横軸(x軸)を販売商品の種類(Product)としてグラフ化すると...



▼ ロングテールの代表的なグラフ


longtail-01



上記のようなグラフとなり、これを、わかりやすく簡単に説明すると、とあるカテゴリの商品群と、その売上高の相関関係は、ほとんどの場合、「全体の20%の商品群(上記グラフの赤の部分)」が、「売上げの80%を締める」(一般にパレット理論と呼ばれています)というケースになるといいます。


これがリアルな世界における、今までの「常識的」なビジネスモデルであり、実際の本屋さんなどに例えると、お店の広さや本棚の数などを考えると、どうしても「売れ筋の20%」に注力して商品を販売する必要があったワケです。


しかし、これがインターネットの普及とともに、Amazonなどのネット販売になると、徹底した在庫管理・物流システムなどとの「あわせ技」で、サーバー上で管理(販売)できる本の種類は無限大に増えるわけで、殆ど売れない本、すなわち「80%の売れ筋でない商品群たち(上記グラフの黄の部分)」までをも、自らのビジネスとして取り入れることに成功したわけです。


上記グラフの赤の部分をHEAD(ヘッド)と呼び、黄色の部分をTAIL(テール=しっぽ)と呼ぶわけですが、このテールの部分が、まるで動物の長い尻尾のようである所から、ロングテールという名前が付けられました。


クリス・アンダーソン氏は、私がいつも愛読している世界的に有名なIT系雑誌「WIRED(ワイヤード)」の編集長であり、彼がこのAmazonなどで行われていた「新たなビジネスモデル」をわかりやすく説明するために提唱したのが、この「ロングテール理論」なわけです。


▼ 私がいつも購読している...

米雑誌 WIRED


wired001



最近では日本でも多数のロングテールに関する本などが出版されていますので、ご興味のあるかたは下記オススメ本などお読み頂ければと思います。



明日からは、急遽、上海に出張することになりましたので、今日はここまでです。


次回の記事では、このクリス・アンダーソン氏が、韓国SDF(Seoul Digital Forum) で行った基調講演の様子をレポートします!


とても興味深いスピーチでしたよ!



■ きょうのオススメ本


▼ クリス・アンダーソン氏の原著


Chris Anderson
The Long Tail: Why the Future of Business is Selling Less of More

▼ 日本語に訳された書籍


クリス アンダーソン, Chris Anderson, 篠森 ゆりこ
ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略