皆さんこんにちは! 東京は寒波到来で雪がふったと聞きましたが、ここラスベガスも冬はやっぱり寒いです。(夏は40度を越えることもありますが...)
今日は、CES 2009 レポートとして、先日β版の配布が発表された、
次世代ウィンドウズ
Windows7
についての現地レポートです。
■ マイクロソフトのブース(毎年とても大きなブースです)
■ WIndows7 のコーナーは大人気
■ Windows 7 のデスクトップ画面
まず初めに感じた印象としては、ベースは現在のOSである Windows Vista と似たような感じで、Vistaの操作環境(UI = User Interface)を格段に向上させたイメージです。
特に複数のソフトを立ち上げて、たくさんのウィンドウを仕様するときには、より直感的な操作で使い勝手はかなりよさそうです。
第一の特徴は、より便利になったタスクバー(Windowsの画面下部にある基本操作を行う場所)で、現在のVistaより格段に視認性、一覧性、操作性が高くなっています。
■ 使いやすく進化したツールバー
一つ一つのアイコンが大きくて見やすいです!
■ マウスカーソルを合わせるだけで...
ファイルの中身が全てみれます!これは便利!
よく複数のウィンドウを開いて操作をする場合、画面の丁度、半分半分で2つのウィンドウを開きたいときとかありますよね!
そんなとき Windows 7 では、ひとつのウィンドウをドラッグして、ディスプレイの右端にぶつけると丁度、画面半分の大きさにリサイズされます。
■ ウィンドウを画面の右端にぶつけて...
■ もうひとつのウィンドウを左端にぶつけると...
ほらっ!この通り! ディスプレイにピッタリ2つのウィンドウが並び、作業がとてもやりやすくなりますね!
さらに...
■ ウィンドウをディスプレイの上端にぶつけると!
こんどは一発で全画面表示に! これも便利ですね!
しかも...
■ ワンタッチで可視化!(ウィンドウが透明になる)
これで、今まであまり使われてなかった?ガジェットなどもより利用する価値が高まりますね!
もちろん、これ以外にも、タッチスクリーンを利用して、iPhoneのような指でズームインしたりズームアウトしたり、ドラッグしたりと、タッチスクリーン・インターフェースの機能はかなり充実しているのですが...
まぁ正直なところ...
ケータイ電話のようなモバイル端末ならまだしも、大きなディスプレイに向かって両手を使って操作するよりも、今のマウスとキーボードで十分なような気がしました!笑
40インチもあるようなワイド・ディスプレイで、ずっと両手をつかって操作していると、
かなり疲れそうです。
間違いなく!笑
ただちょっとマジメな話をすると、これらのタッチスクリーンを利用した、最近のマン・マシン・インターフェース(人間と機械の間を結びつける技術)の飛躍的な技術向上は、個人的には、若干の懸念があることも事実です。
それは、視覚障害者の方々にとっては、とても使いづらい(使えない)インターフェースとなることです。
私の親しい友人に全盲の方がいますが、その友人が日々どれだけ苦労をして、パソコンなどを利用しているのかを目の当たりにしている私としては、そのアタリがとても気になります。
私たちのよりより生活環境の向上のために、これらのマン・マシン・インターフェースの技術発展はとても重要なことですが、是非、創り手の方々には障害を持つ方々への配慮もいっしょに考慮してもらえればと、いつも感じています。
明日以降も、まだまだ CES 2009 最新レポートが続きます。
■ 本日の「平均日本人英語」!
~ ユーザー参加型で日本人の「平均英語力」を解明! ~
~ 現代日本人の英語は、どこまで外国人に通じるのか? ~
■「意外と通じる!? 通じない!? 平均日本人英語」
http://nihonjineigo.com
今日のおもしろワードは....
節約
まぁ、サイトのコンセプト的に日本人的に言ってしまうと...
Saving money
とかでしょうか?(笑) ちょっとヒネると...