本日、ニュースを見ていたら、北海道で起こった「竜巻」の被害の大きさが伝えられていました。
米国では「竜巻」による被害がとても多く、さまざまな先鋭的な研究や発生予知に関する設備投資などが行なわれているようですが、実際のところは、これらの自然災害の予知というのは、現在のIT技術をもってしても中々難しいようです。
▼ 北海道で起きた竜巻の被害状況
地震、台風、洪水、竜巻など、色々な災害が存在しますが、特に地震などは、今回の竜巻同様、その予知などがとても難しいようです。
では、なぜ難しいのか?
以前に、東京大学の地震研の教授とお話をする機会があり、地震予知についての質問をしたことがあるのですが、そのときの先生の回答は、素人の私でも「一発でわかる!」 論理的で明確な答えでした。
その理由とはいったい何か?
それは発生サイクルがあまりに長いレンジなので、絶対的に収集されているデータが少ないということだそうです。たとえば天気予報などは、現在ではかなり正確な予知ができるようになってきています。
これは天気というサイクルが、日本の場合、春夏秋冬の一年を「1サイクル」としてデータの収集が可能であり、近年、科学的な見地から収集した天気に関するデータが、もう何十年も蓄積されており、それらのデータに基づいて研究が行なえるわけです。
ただ地震になると、たとえば関東大震災が発生して既に何十年もたっており、その前の地震となると過去文献の古文書の記述に頼るしかなく、残念ながらそれらのデータから科学的な研究は行ないづらいということが上げられます。
1年で1サイクルのデータが取得できる「天気」と、数百年に1回というサイクルでしかデータが取得できない「地震」では、深く研究するための「材料」があまりにも少ない状況なのです。
そういった意味では、今回の「竜巻」も同じで、昨年の日本での「竜巻」の発生は全国で10件程度らしく、そういった意味では、あまりにデータが少なすぎるというのが、その発生の予知を難しくしているのだと思います。
先ほど Seattle Times
のサイトを見ていたら、現在、当社の本社のあるシアトルがあるワシントン州でも、長雨が続いており相当な洪水被害が出ているそうで、その状況をとても心配しています。
▼ シアトル郊外での洪水の様子
▼ 遡上してきたサーモンも道路に溢れています
(釣り好きな私にはとても心配です!)
自然災害の計り知れない破壊力の前では、人間はあまりにも無力ですが、私の専門分野とは異なるものの、先端のIT技術がこれらの「予知」に少しでも貢献できる日が来ることを願ってやみませんし、それらの研究をされている方々のご活躍に期待したいと思います。


