10月21日 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI) は、 同社が販売するプレイステーション・ポータブル(PSP) の生産出荷の累計が、全世界中で1000万台を達成したと発表。



ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)の

プレス・リリースは コチラ



▼ プレイステーション・ポータブル(PSP)


PSP



早い! とても早いです...



なんでも、SCEIが今までに販売してきたゲーム機の中で、もっとも早い普及スピード(約10ヶ月で1000万台!)となっているそうですが、その脅威の数字だけを並べてみると...


◎ 日本(アジア含む) 300万台 (発売日 2004年12月12日)

◎ 北米 447万台 (発売日 2005年3月24日)

◎ 欧州 253万台 (発売日 2005年9月1日)



この数字を見て一番驚いたのは、PSPの北米での出荷台数で、本国、日本の発売日より約5ヶ月近く遅く発売されているにもかかわらず、日本より147万台も多くなっています。


確かにPSPが発表されたときは、その外観やデザインなどが、むしろ日本よりも北米をターゲットとしている印象をとても強く受けましたが、絶対的人口比率が日本よりも北米のほうが多いことを考慮したしても、この数字はかなり高いように感じます。


現在、米国で急速に広まりつつある、Wi-Fi(無線LAN)の普及が、これらのWi-FI対応デバイスの販売を後押ししているのかもしれません。


私は以前より、このPSPやNintendoDS などの、ポータブル・ゲーム機には、とても注目しており今後これらの次世代ポータブル・ゲーム機が、どのように進化していくのかを、とても楽しみにしています。


というのも、これらのゲーム機は、今後、単なるゲーム機としてではなく、様々な用途に使われる可能性があると考えているからです。


先日、ソニー・コンピュータエンタテインメント は、PSPのバージョン2.00 をリリース。このバージョンでは MPEG-4 AVC(H.264)の再生や、HTML4.01の表示が可能となるインターネットブラウザが利用できるようになります。

(残念ながら Flashには対応していません)


PSP、NitendoDS共に、Wi-Fi(無線LAN)カードを搭載しており、これらは両社の経営戦略において、これらの端末を単なるゲーム機としてではなく、次世代のポータブル・インターネット端末として、進化させていく考えの表れだと思います。


私はPSPやNintendoDSが発売されたときに、Wi-Fi対応を初め各種の

高スペック仕様に、とても驚きました。

単なるゲーム機にしては、あまりに高機能すぎるな~と。


これらのゲーム機で、無線LANを使ってインターネットが使えるようになれば、ビジネス・ツールとしての広がりの可能性も無限大で、さらにスカイプ(SKYPE)などのインターネット電話などが使えるようになってくれば、とても面白い事になりそうです。


いくら携帯電話でWebや、OfficePDFドキュメントなどが見れるようになったとしても、やはり表示画面の「表面積」に比例する視認性クオリティは、これらの「丁度いいサイズ」のポータブル・ゲーム機に分があります。


今後は、各ソフトウェア開発会社も、PSPやNintendoDS用のビジネス・ソフトなどを、どんどん発売してくるかもしれませんし、そうなればこれもまた新たなビッグ・マーケットの出現になると思います。


そして私の一番の興味は、先日、発表された、ビデオ iPod と、PSPがどのように競合して行くのか?というところですが、ソニーも音楽や映像に関しては「老舗」としての意地もあり、まだまだ諦めるわけにも行かず、このPSPを切り札にしてくることは明らかで、あとはどのような戦略を打ち出してくるのかが、とても楽しみです。


iPodと、PSP


役者はそろいましたね。