昨日は時間がなかったので途中となってしまいましたが、本日も引き続き、韓国最大のコミュニティ・サイトである、サイワールド(CYWORLD) についてご紹介します。


▼サイワールド 韓国最大のコミュニティーサイト


Cy



サイワールド は今や韓国のみならず、月間ページビュー160億回という、世界的レベルでの巨大サイトの一つに成長していますが、その実態と成功の秘訣は、どのようなものなのでしょうか?


サイワールドは創業者メンバーにより1999年より事業を開始。2003年に韓国有力財閥SKグループの一つである、SKコミュニケーションズ が買収。


SKコミュニケーションズ買収当時の会員数250万人から、たった3年で

現在の1500万人と約6倍に膨れ上がりました。


ちなみにSKコミュニケーションズは、

韓国有名ポータルサイトnate.com も運営しています。


サイワールドの「サイ」「Cyber サイバー」「サイ」と、韓国語で「仲間との関係」を意味する「サイ」を掛けた」もので、まさにその言葉通り、韓国人の儒教文化にも似た「人と人のつながり」によって、サイトが成長してきたと言っても過言ではありません。


サイワールドでは、皆、無料でミニ・ホムピイと呼ばれる、個人用ホームページを持つことができ、この個人ホームページを中心に、プロフィール、アバター、日記、ジュークボックス、写真帳、ミニルーム、掲示板といった各種サービスが展開されています。



1.ミニ・ホムピイ


サイワールドのもっとも基本となるサービスで、個人用のホームページです。会員になると無料でこのミニ・ホムピイを持つことができます。


▼サイワールド会員画面


hmpy



2.ミニ・ホムピイの装飾


サイワールドの一番の収益源となっているのが、このミニ・ホムピイの有料装飾アイテムです。韓国のサイワールド利用者達は、まるで自分の部屋を飾るかのように、スキン(背景画面)やBGM、各種アイテムなどで、自分のミニ・ホムピイを装飾します。


ここで注目すべきは、そのアイテムやグッズの多さで、アバターなどは髪型を変えたり、服を着せ替えたりできますし、そのアバターのいる部屋の壁紙や家具までそろっています。


韓国の利用者は、あたかも自分の好みの空想の世界を、このミニ・ホムピイで実現しているようで、トドリ(ドングリの意味)と呼ばれるサイワールド内で使える通貨(もちろんこれはリアルなお金で事前購入します)で、これらのアイテムを購入しています。



3.ドトリと呼ばれるバーチャル・マネー


ドトリは1ドトリが100ウォン(10円)で、各アイテムの値段は、大体、BGMで1曲5ドトリ程度。スキンなど4ドトリ程度から販売されており、私の友人などに聞いてい見ると、月間平均30ドトリから200ドトリ(300円~2000円程度)使う人が多いようです。


一人ひとりが使うドトリは小額でも、これだけの会員数なので、今までに使われたトドリは13億ドトリ(130億円)にも達するそうで、今後もこれらのアイテム購買は益々伸びそうな気配です。


またこのドトリ、最近では百貨店の商品券代わりに販売されたり、他人への贈り物としても利用されているそうです。



3.アバター


日本でもYahooや、Livedoorなどで採用されているアバター(自分の似顔絵などを持ったアニメーション・キャラクター)ですが、サイワールド内では皆、まさにこのアバターを「自分の分身」として位置づけ、アバターに対し異常なまでの思い入れを持っており、まるで自分自身がお洒落をするように、髪型を変えたり、服を着せ替えたり、ペットを連れたりと、日常生活そのままに、アバターがミニ・ホムピイの中で生活しています。



4.日記や写真長


個人用のブログや、Web上のフォトアルバムのサービスです。

これらは閲覧できる人などの制限が掛けられるようになっています。



5. クラブ


またサイワールド内には、同じ趣味などを持つ人達が集える、クラブと呼ばれるコーナーがあり、これらに登録しておくと、同じことに興味のある人達と簡単に出会えるようになっています。

ミクシー「コミュニティ」と呼ばれるサービスに似ています)



6.ペーパー


個人が発行するメールマガジンです。これも単純なテキスト・メールマガジンではなく、スキンなどを利用して、とてもキレイで魅力的なメルマガの発行ができるようになっています。



7.パドタギ


自分のホムピイの閲覧記録のようなもので、利用者はこの機能を利用して、自分のホムピイを訪れた人達を知ったり、友人のホムピイのパドタギより、その友人とつながっている人達とのコンタクトが可能となります。

ミクシー「足あと」と呼ばれるサービスに似ています)



すいません! 本日はサイワールドの主なサービスをご紹介した所で、時間が来てしまいました。明日は、サイワールド人気の秘密と、彼らのビジネスモデルについてお伝えします。(きっと明日が最終回?笑)