昨日、無事、シアトルに戻ってきました。


シアトルは、もうすっかり秋の気配で、長袖を着ないと少し寒いぐらいで、つい先日まで、日本で暑い暑いと言っていたのが、まるでウソのようです。


今回は、日本と、韓国を訪問しましたが、とても実りある出張となり、日本、韓国滞在中にお会いした方々には、改めて感謝しております。(日本でお会いした方々については、後日ブログでご紹介したいと思っています)



さて本日は、先日、ソウルのホテルで出発前に途中になってしまった、「韓国のネチズン」の続き、特に異常?ともいえる、韓国のオンライン・ゲーム事情についてお伝えします。


韓国では早くから普及したブロードバンド・インターネット環境を利用した、

各種オンライン・ゲーム産業がとても盛んで、このオンライン・ゲームが

韓国のインターネットを推進したといっても過言ではありません。


韓国のオンライン・ゲーム市場で驚いたこと...



その1: プロ・ゲーム ・リーグ


これには本当に驚きました。韓国にはプロ野球、プロ・サッカーリーグなどと同様に、プロのゲーム・リーグがあり、SKテレコムやKTFといった韓国の大手通信事業者などがスポンサーとなって、ゲームの対戦模様をテレビ中継しているそうです。


▼ ゲーム対戦のテレビ収録風景。(見学してきました)


Ktv



このプロ・リーグがまた本格的で、各プロ団体ともども10数名の選手を抱えており、当然、監督やコーチまでいるんだそうです。


またもっと驚いたのが、最近ではたくさんの日本人ゲーマーがプロを目指して、韓国にゲーム留学しているそうです。


プロ・ゲーマーの年収も、1千万円を超える人もいるとの事。

いやはや本当に驚きです!



その2: キャラクター売りのバイト


そんなプロまで生まれる熱狂的なゲーム市場、先の記事に書いた通り、

殺人事件が起こったりと数々の社会現象を生んでいますが、現在では一般のゲーマー達がアルバイト代わりに、自分が強くしたキャラクターやアイテムなどをネットで転売することが流行っているそうで、キャラクターなどが4万円から数十万円で売買され、最高200万円で売れたキャラクターなどもあったそうです。


また、それらを専門に流通させるオークション・サイトも複数存在し、

とある会社では売買手数料として5%を徴収するだけで、昨年度の売り上げが16億円。 全体の売買流通量の多さが伺いしれます。



その3: キャラクター育成ビジネス


最近では、上記の個人のアルバイトから更に飛躍して、これらのキャラクター専門の育成所があるそうです。ほんと驚きですよね。


なんでもこれらの会社では、ゲーマーたちを100人程アルバイトとして雇い、100台ほどのPCをずらりとならべて、ちゃんとした会社組織として運営されているもので、お客様の大切なキャラクターを預かり、1ヶ月程かけて集中的に強くして、またお客様にお返しするというサービスを提供しており、まるで犬の訓練所のような印象を持ちました。


これらのサービスは、主にサラリーマンなどの時間のないゲーマーが利用しているそうです。



とまぁ、韓国の「ネチズン」達にとって、これらのキャラクターは、いわば自分の分身の様なモノらしく、その分身がゲームでいとも簡単に「殺されて」しまうのは、どうしても納得がいかないようで、より強いキャラクターを、時間をかけずに簡単に手に入れるためには、お金を払うこともいとわず、それがまた新たなネット・ビジネスを生み出している所に、とても興味を持ちました。


当社の韓国担当者の話によると、彼自身もはやりオンライン・ゲームをやっているそうで、韓国では特別ゲーマーというわけではない、普通の人達がオンライン・ゲームをよく利用するそうです。


最後に彼の言葉で一番印象に残った話を一つ、


Aというゲームは、とても内容が面白いが、

まだ利用者も少なく、やっても金にならない。


Bというゲームは、内容はぼちぼちだが、

利用者も多く、やったら金になる。


この場合、多くの韓国人は、皆、Bのゲームを選ぶ。


との事でした。 ほんと、たくましいですね。



番外編 : 韓国 ヨン様 最前線


韓国では、何故かあまり人気のないヨン様ですが、

日本人観光客目当てのヨン様がソウルの街中に溢れていました。


▼ ヨン様だらけ(免税店ショップの看板)


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▼ カレンダーもヨン様だらけ(肖像権は?)


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▼ 靴下までヨン様!(肖像権は???)


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とまぁ、日本でのフィーバー振りを反映させる、

マーケットがここソウルにもあるようでした。