前回の続き
少し愚痴っぽくもなりましたが、ようやく本題です。
ここ数年、現場監督の残業超過に厳しい目線が向けられる事が増え、専門誌で特集される事もありました。実態としても、週6〜7出勤で21時過ぎまで残業する担当者が多数派ではないでしょうか?
長時間労働の根源は大きく分けて多分3つ。
・現場間の移動時間
・お客様と営業の板挟みで予定が狂いやすい
・作る物が決まっていない ←特にこれ
業務ロスの多くは「自由設計」の詳細を営業・設計段階で煮詰め切れなかった事で発生します(私感ですが…笑)
棚板1枚とっても、メーカー、色、断面形状、高さ(上面と裏面どちらで合わせるのか)、幅(芯からの寸法か有効寸法か)、耐荷重は?…等、ここまで追わないと付けられないからです。
それを自分で打合せして現場に反映させる事に楽しみを感じられる人でなければ、そもそも1年も続かない事でしょう。
高い離職率を改善するため本腰を入れる会社が増えてきました。
現場監督業務から予算・発注・資材を切り離したり、サブ担当を付ける事で現場巡回を効率化したり。下請け工務店に現場管理を一任して監督は検査業務に徹するなど。
今のペースで戸建着工棟数が減っていけば、建築会社は棟単価を上げて対応せざるを得ません。
そのとき価格競争を跳ね除けて勝者になる秘訣は、今流行りの「現場美化」や「オンライン対応」ではなく、「私の注文住宅」を満たしてくれる新しい管理体制かもしれません。