ハウスメーカーは自社の商品をアピールします。
会社に雇用して貰って、社員みんなで働いた利益から給与を貰うのですから、当たり前です。
が、お客様をミスリードするような営業トークはどうかと思います。
営業マンが「当社は火災報知器を標準装備しています!」と自信満々にアピールしても、それは法律で義務化されているから装備するだけ。
騙されるとまでは言いませんが…

こんな胡散臭い話をするメーカーもあります。
「うちで使う柱はヒノキ無垢材で〜(略)ヒノキは1300年前に建てられた法隆寺でも使われて〜(略)ヒノキは200年かけて強度を増し続け〜」
そんなに凄いヒノキを使ってるんですか?
参考までに…
法隆寺のヒノキ柱
・伐採時の樹齢 1,000〜2,000年
・推定直径1.5m〜 ≒ 断面積1.76㎡〜
・数年かけて乾燥(山で葉枯らし後に水中乾燥)
・白太(皮に近い白身)を除去、赤身のみ
・芯去り材(狂いにくい。巨木でしか取れない)
・そもそも狂いが少なかった材だけを使う
・槍鉋で多少の水も弾くレベルの表面仕上げ
木造住宅のヒノキ柱
・伐採時の樹齢 50〜60年が一般的
・平均直径40cm ≒ 0.13㎡
・機械で乾燥
・白太も含む
・芯持ち材(強度はあるが割れ、ねじれが出る)
・狂いや捻れを削って真っ直ぐな柱にする。
・機械削りで表面仕上げで、水を吸う(もちろん問題無し)
一般的な木材。フリー素材https://photo-pot.com/
遺伝子的には同じヒノキですが、軽トラとロールスロイスくらい別物です。
どちらが良いか悪いかではなく、用途が違うのです。ロールスロイスが無くても困りませんが、軽トラは社会の経済活動を支えています。
落ち着いて考えれば分かりそうな話ですが、住宅展示場で気分が舞い上がると判断能力が下がる事があるのでご注意を…
結論: 「凄いな」と驚いたトークは自分で調べて下さい。

