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今日もばぁさんのお見舞いに。

医師が診察に来た時『凄いね頭』

僕『ばぁさん医師に誉められた。頭良いねって。頭良い事御披露目してないのに』

ば『違うわよ!!髪の毛の事よ!!なんて裏が読めない子なんだろうね!!』

僕『建前と本音ってやつか!!』

医『日本語は難しいね』笑う医師。

ばぁさんが点滴交換してる間僕はナースステーションの横の大広間に。

いつものおばさんが居たので話しかける。『おばさん、今日もご機嫌いかが』

お『娘がね来ないの』

僕『はっ?娘さん今日来るんだ?んぢゃ今日の楽しみ出来たぢゃない』

見舞いにも来ないご家族かと思ってたので意外な展開(笑)

お『約束の時間まで待ってるのよ』

僕『おぉ、そうなんだ。んぢゃエレベーター前で待ってりゃいーよ。そしたら一番に娘さんに逢える。娘さんもおばさんの顔一番に見れるやん。』

お『お優しいのね。じゃエレベーター前まで行きますわ』

僕を拝むおばさん(笑)

暫くばぁさんと話してる時、ばぁさんは検査に。僕はばぁさんの溜めた汚れ物の洗濯を。

おばさんに遭遇。ま、おばさんは車椅子で病室内チョロチョロしてるので逢うわな(笑)

僕『や、また逢ったね。娘さん来た?』

お『まだ来ないのよ約束の時間なのに』

おばさん涙が溜まってた。

僕『悲しまないで。おばさん。もうすぐ来るよ。約束したんでしょ。おばさんチョロチョロしてっから娘さん探しちゃうよ。エレベーター前で待とうよ』

お『お優しいのね』また拝むおばさん。何故拝む(笑)

洗濯物を観ていた時車椅子のおばさんが看護婦さんに連れられて病室に戻る時、お『看護婦さん娘が来ないのよ。随分待っているのに』

看『○○さん、娘さん今日、午前中も午後も居たし、来たでしょ』

はっ!?来てたんじゃん(笑)

年寄りを扱って居るので看護婦さん声でかいので、聞こえてしまう(笑)

ばぁさんの洗濯物を観ている時、看護婦さんが僕に話しかけて来たので話す

看『あの~なんでいつも○○さん(車椅子のおばさん)の相手してるんですか?』

はっ!?なんでって…

僕『話しかけられるから…』

看『あの人、ボケてるし、あんま相手しなくていいよ』

はっ!?まぁ薄々は感じてたけど。

僕『何を基準に認知症って決めてるんですか??僕はあのおばさんが認知症入ってるの薄々は気づいてましたけど、僕はそうは思わないよ。僕が話したいから話してるんだよ。それに誰も相手しなかったらおばさん更に看護婦さん求めたりしてウザく思うでしょ?一分でも二分でも長く話したり訊いたりしてりゃ落ち着いてるしそれで良いじゃない。それに、おばさんから観たら、皆さんがボケてるって思ってるかもしれないし。』

看護婦さん目が点。そりゃなるわな(笑)

僕『人の基準は誰も知らないし。普通って何を基準にしてるの?僕はそれが知りたい』

その会話を訊いていた医師が『看護婦さんの負けだなー!!』と笑いながら会話に参加(笑)いつの間に。

医『やー凄いな君!誰もそんなの思いつかなかったよ!いつも来てるお孫さんだよね何か勉強したの?』

僕『何も。ただ僕は昔から不思議だの変だの言われてるから一体みんな何を基準にしてんだろって思って。だから僕からしたら、みんなが不思議だよね。』


医『君と話ししてると本当に基準が分からなくなってくるなぁ…(笑)』

そんなこんなでばぁさんが検査から帰ってきた。ばぁさんに先生たちが『お孫さん面白いですね。普段何してる子なの』と訊いていたので

ばぁさんははてな顔で『絵描いてる人なんですよ。洋画家で。売れてないですけど。ね?』
と言った。

医師たちは『えー今度是非観に行きたいですねー!!』と言ってくれた。

だから僕は
『医師、この世には色んなカラーがあるんだから、基準決めたらつまんないよ。自分の限界決めてるようなもんでしょ』と笑いながら話した。
だから車椅子のおばさんの事も余り病気扱い(実際病気なんだろうけど)しないでみんなの言う普通の人として接して欲しい。

また明日ね、ばぁさん。