こんばんは。

 

菜種梅雨の晴れ間です。

 

彦根も綺麗な青空が広がっています。

ただ、気温は12℃止まり。

風が冷たい。

 

今日27日は桜の日。

去年の3月27日、

彦根城は7~8分咲きで、

月末に満開を迎えました。

 

今年は、

 

咲く気配無し。

 

一応明日から桜まつり期間が始まりますが、

月末あたり開花宣言でしょうか。

 

 

さて、

 

腎機能障害を引き起こすという、

今話題のサプリ。

多くの食品にも使われているそうだが、

今のところ去年後半に出荷されたサプリに、強い毒性を持つと思われる未知の物質が含まれていたらしい。

幸い私はサプリをほとんど利用しないので、

今回は難を逃れたが、

この「腎機能障害」という言葉にはドキッとする。

なぜなら私は若いころから通常の人より腎機能が弱い。

血液検査でも血中クレアチニンはいつも正常値の上の方である。

一度薬の副作用で腎機能が低下したが、気付くのが早かったので何とか元に戻った。

最初に薬の副作用を疑ったのは相方だった。

しかし担当医は副作用を認めず、セカンドオピニオンで副作用と断定。

すぐに病院を替えた。

腎臓は一度悪くなると元に戻らないという。

ここから塩分を控える生活を始めたが、この時初めてこの世は塩で溢れているということを実感した。

厚生労働省は一日の塩分摂取量 8g以下を推奨している。

WHOは6gだ。日本は海に囲まれているだけあって、塩をふんだんに使う。

日本食は健康的だが塩分については例外である。

最近は販売されている食品のほとんどに塩分含量が表示されている。

注意して見るようになると、こんなに塩が入っているのかと驚く。

インスタントラーメンなどは一食で5gを超えるものも多い。

外食すれば、まず一食5g以上はあると思って間違いない。

小麦粉製品はパスタ以外のほとんどすべてに塩が添加されている。

5枚切りの食パンなら、何もつけなくても一枚で1g近い食塩が含まれている。

何か食べれば必ず塩を摂取していることになる。

三食普通に食べれば合計15gくらいの塩を食べている人も多いだろう。

夏場はよく汗と共に塩分が失われるので、

塩分補給を !

と一時良く言われた時があったが(最近は言わなくなった)、

日本人は有り余るほど日ごろから塩分を摂取しているのである。

それに、身体には発汗時に塩分再吸収機能が備わっている。

貴重な塩分が汗と共に排出されるのを防ぐためである。

なので普通、汗はそれほど塩辛くない。

激しい肉体労働や運動によって短時間に大量の汗をかくと再吸収が追い付かなくなり大量の塩分が失われる。

子供が大汗かいた後、服や帽子に塩が吹いているのはこれである。

 

つまり短時間に大量の汗をかいた場合でなければ、

通常の汗ではほとんど塩分は失われない。

なので塩分補給など大半の人は必要ないのである。

 

ただ、

腎臓を悪くして初めて実感したのは、

 

塩ほど旨いものはない !

 

塩分控えた料理がどれほど味気ないものか。

出汁やスパイスなどでなんとか工夫してみても、

結局塩に勝るものは無い。

しかも、砂糖は他の甘味料で代用可能だが、塩に代用品は無い。

腎機能障害はそのまま、食べる楽しみが奪われることでもある。

 

悪くなってからでは手遅れです。

みなさん、

時々は腎臓を労わってあげましょう。