日常の出来事を中心にエッセイ漫画を描き、人気を博してる漫画家の、も~さん。
grapeではも~さんの描きおろし漫画を掲載しています。
見知らぬ人に声をかけ、人助けをするには勇気が要るもの。きっと誰もが一度は人助けをするか、すまいか悩んだことがあるでしょう。
「きっと、ほかの人が助けるだろう」「余計なお世話だったらどうしよう」「不審者だと思われたら…」など、頭の中に浮かんでしまいますよね。
電車に乗っていたも~さんは、ある日、そんな展開に直面しました。
『切なき見守り隊』
正面に座っていた男の子がきっぷを落としてしまい、も~さんは声をかけるか、かけまいか悩みました。
悩んでいる間に男の子が自分できっぷに気付くよう、きっとも~さんは心の中で「そう!落ちてるよ!気付け!拾えーー!!」と声援を送っていたのでしょう。
無事にきっぷを拾った男の子を見て、も~さんは無意識のうちにマスクの下で満面の笑みを浮かべてしまっていたのでした…。
男の子に対して『見守り隊』の一員になった結果、ちょっぴり不審者になってしまった、も~さん。
心の中の声援が男の子に届いていたことを祈るばかりです…!
[文・構成/grape編集部]