全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は1日、ジュニア女子シングルス決勝が行われ、大会第9シードの14歳ビクトリア・ヒメネス・カシンツェバ(Victoria Jimenez Kasintseva、アンドラ)が優勝を果たし、アンドラ出身選手として初めて四大大会(グランドスラム)タイトルを獲得した。
今大会のドローの中で最年少のヒメネス・カシンツェバは、17歳のヴェロニカ・バシャック(Weronika Baszak、ポーランド)との2時間を超える一戦を5-7、6-2、6-2で制し、自身初のグランドスラムの舞台で栄冠に輝いた。
父のテニスアカデミーがあるスペイン・バルセロナ(Barcelona)とアンドラを行き来しているというヒメネス・カシンツェバは、「とてもタフな大会で、優勝できるとは正直思っていなかった」「一生懸命戦った結果かなと思う。負けそうな試合も何度かあったが、それでも戦い続けた。それが優勝できた理由だと思う」と話した。
AFPBB News