スーパーの特売品ではありません(あんころもちさん提供)

「お兄ちゃんがくれたお年玉センスよすぎて草」

 

お正月早々Twitterで話題になったのは、あんころもちさん(@anko_1012722)のこんな投稿。お兄さまからもらったというお年玉が、なんとポチ袋ではなく、スーパーなどでよく見かける透明の食品パックに入れられているではありませんか。でかでかと貼られた「広告の品」「表示価格より半額引き」というシールがまた、“お惣菜感”に拍車をかけています。

 

商品名は「新年用お年玉(令和)」、産地は「国産(近畿地方)」、そして価格(円)は「20000」!芸が細かい!さらには保存方法「財布、もしくはお母さん銀行」、消費期限「欲しい物を購入した日」など、とにかく細部まで徹底して作り込んであります。もっと言うと、「原材料名:みつまた、アバカ(マニラ麻)、福沢諭吉(表)、平等院鳳凰堂(裏)、おめでたい気持ち」など、裏のラベルに至るまで、かゆいところに手の届く表記が満載です。

原材料もちゃんと記載されています。もちろん、お札のです(あんころもちさん提供)

「ここまで凝ったお年玉をもらうのは初めてです」というあんころもちさんは現在大学生、お兄さまは社会人とのこと。「普段はかなりふざけていますが、何か相談事があるときは親身になってアドバイスしてくれます。私のわがままを聞いてくれたり、いつも優しくて面白い、本当に素敵な世界一のお兄ちゃんです」

 

Twitterで大きな注目を集めたことについては、「軽い気持ちで載せたらこんなに反響があって本当に驚きました。兄はTwitterでトレンドになっている話題をまとめた『モーメント』で見たらしく、『めっちゃ焦った』と言っておりました」と話してくれました。

 

さあ、このお年玉、どう使いますか?

 

「大切に使いたいので今はまだ何に使うか考え中です。このまま保管しておくのもありかもしれないですね(笑)」

 

ご参考までに申し添えておきますと、お年玉の金額は表示価格「20000」円の「半額引き」なので「10000」円だったそうです。半額にしないで(笑)。

(まいどなニュース・黒川 裕生)