投稿写真

主演ドラマ『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)が3月16日で最終回を迎えたばかりの女優・堀北真希(27)に、芸能界引退説が浮上している。昨年8月に俳優の山本耕史(39)と交際0日での電撃結婚を発表して世間を大いに驚かせたことはまだ記憶に新しい。

 しかし、今週発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に気になる情報が出た。堀北が事実上芸能界を引退する日が刻一刻と近づいているというのだ。朝ドラ『梅ちゃん先生』を経て老若男女から好感度の高い国民的女優となった彼女が引退とは穏やかではない。なぜこのような話が出ているかというと、彼女が『ヒガンバナ』撮了後、新規のドラマや映画の仕事を入れないだけではなく、「ライオン」「クラシエ」「東京メトロ」など大手企業ばかり10本も抱えているコマーシャルの契約更新もしない方針を示しているというからだ。家族計画として、妊活のために仕事をセーブするのは、肉体が資本、かつイメージも大事な女優業ならばよくあることだが、長期間拘束されることもなく負担が少ないわりに身入りの良いCM契約を、敢えて降板するケースは稀。その契約更新を拒んでいるとなると……事実上の引退を意味しているのではないか、というわけだ。

母譲りだという頑固さゆえなのだろうか。20歳直前にインタビュー取材を受けた教育支援団体の記事でも、「まだ将来の目標を決めていない」と話しており、女優業を自身の天職と認識しているわけではなく、芸能界への固執もない。「0か100か」気質を自認する彼女が、結婚をきっかけとして、芸能活動をすっぱりとやめ第二の人生をセレクトしたとしてもなんら不思議ではないだろう。息の長い女優活動を期待するファンには寂しいことだが、彼女の飄々とした言動からは、引退があり得ないことでもないと感じる。また、もしこの大きな決断を成し遂げたとしたら、意志の強さが憧れとなり伝説の存在化するだろうなとも思う。ただ、一方で、「引退ではなく、山本の事務所へ移籍するのでは」という見方もあり、本人のコメントなくしては何も断じることは出来ない。

 堀北のコマーシャルは長いものでも夏で放送が終わる契約となっているという。現在の所属事務所は彼女に引退の意向があるかとの問いに「事実ではございません」と否定しているというが、おそらく今年の夏にはなんらかの答えが出るのではないだろうか。