母が脳梗塞で倒れたのは2013年の10月
その時の症状は倒れる前日珍しく頭痛が酷い。
と言い、頭痛薬を飲んで寝た。
早朝4:00頃…
滅多に来ない私と子供たちの寝室に来て、押し入れの扉を開けてぼーっとしていたので話しかけてみる。質問には反応せずニコニコとしていたけど、二階から下の母の部屋へ移動させるとき、階段を降りることができず時間をかけておりた。
その時点で何かがおかしい…とは思っていました。
ベッドに座らせて私の名前を言わせてみたらちゃんと私の名前は呼べた。
心配だったので隣の部屋で私は仮眠。
少しの間睡眠をとっていると母の部屋から大きなイビキが聞こえた。
今までそんなに大きなイビキをかくことがなかった母。様子を見に行くとイビキはかいていたけれど、特に問題なさそうだ。疲れているのかな?と思った。
そのあと地震かと思うほどの音が母の部屋から聞こえた。
すぐに母の部屋へ…
ドアを開けてみると母はベッドの上で痙攣をおこしていた。
すぐに救急車を呼び、近くの病院へ…
先生から説明されたのは”脳梗塞”
今まで元気だった母。仕事人間だった母。なによりも洋服が大好きでオシャレな母。
そんな母が病院のベッドの上にいる事が信じられなかった。
もう少し早く救急車を呼んでいたら…なぜいつもと違うなと思ったときに対応できなかったのだろう…と今でも後悔している。
入院生活は思ったよりも早く終わった。
幸いなことに母は後遺症もなく退院することができた。
よくしゃべりよく笑い、自分のことよりも家族のことを心配し…
ありがたいことに、以前の母に戻っていた。
しかし…五年後にまた脳梗塞が起こるとはこの時は考えていなかった。