前回、90mmの最低地上高を確保しつつ、フェンダーとタイヤの隙をピタピタに詰めるには、ホイールを18インチにし、タイヤの厚さ(サイドウォール高さ)を維持すれば、スピードメーターの誤差含め、良さそうという事を書きました。
今回は、リム幅とインセット(オフセット)について考えてみたいと思います。
まずは、今履いているENKEIのホイールでフェンダーからはみ出るまでの寸法を測定したいのですが、正確に測るために100均で買ってきたパーツを組み合わせて写真のような「治具」を作ってみました![]()
使ったのは「磁石セット」「糸」「釣りの錘」の3点です。
磁石セットは厚紙の台紙に強力磁石が4つパウチされたもので、店内に並べる時に使う穴が空いていたので、そこに糸を通して、その反対側に錘を結んでみました。
それを、こんな感じでフェンダーに貼り付け、錘を垂らします。
磁石は厚紙に入っているので、ボディーへの傷も付きにくく、脱着も簡単なので、なかなか便利です♪
糸や錘がフェンダー以外に当たっていないことを確認し、糸とホイール端面の距離を測定すれば、ホイールを あとどれだけ外に出せるかが分かります。
まずは、フロント。
ホイール端面であれば、あと9mm余裕があることが分かります。
次にリア。
ホイール端面であれば、あと11mm余裕があることが分かります。
実際は、リムの形状や、タイヤのサイドウォールの形状によっても変わりますし、今の道交法では今回測定したタイヤ頂点だけでなく、タイヤ頂点からフロント30度、リア50度の範囲をフェンダー内に収める必要があるので、これだけではダメなのですが・・・と言う事も念頭に置きつつ、この結果からどこまでならフェンダー内部に飲み込めるか計算してみます。
まずはフロント。ENKEIホイールの「17×7.0J+45」に15mmのPCDチェンジャーを入れているので、実質+30相当。この状態で、あと9mm外に出せるので、7.0Jなら+21でツライチ。リム幅を1インチ上げると、ホイールセンターはそのままに、片側0.5インチずつ広がるので、インセットを0.5インチ分増やせばツライチ維持できるので、8.0Jなら+34。同じように計算すると、8.5J+40、9.0J+46、9.5J+53でツライチ。
次にリア。ENKEIホイールの「17×7.0J+45」に15mmのPCDチェンジャーに加え8mmのスペーサーを入れているので実質+22相当。この状態で11mm外に出せるので、7.0Jなら+11でツライチ。同じように計算すると、9.0J+36、9.5J+43、10.0J+49でツライチ。
次にリム幅について考えます。「深リム」や「ディープコンケイブ」なホイールにするためには、8.5J〜10.5J欲しいところですが、タイヤ幅を無視してリム幅を決める事はできません。そこで、ターボやスーパーチャージャーで260〜320馬力出してる86のタイヤ幅を参考に、フロント225mm、リア245mmのタイヤを履く事に。その推奨リム幅はそれぞれ7.5Jと8.5J。今までの経験から0.5〜1インチくらい引っ張るのが自分好みなので(笑)、フロント8.5J、リア9.5Jにする事に。
タイヤローテーションなどを考えると前後通し(同サイズ)が良いのですが、FRならではのアイデンティティーは前後異サイズの方が出しやすい・・・と言う事で悩ましいところですが、ターボ化によりパワーが出ている事もあり、今回は前後異サイズを選択する事に。
次にタイヤサイズ。オリジナルの215/45R17の直径は625mm。ホイールの直径を17→18インチに1インチ(25mm)大きくした分、タイヤの直径を大きくする方針なので、直径650mm前後のタイヤを探します。18インチで幅225mmと245mmのタイヤと言う事は決めたので、あとは扁平率のみです。225/45R18だと直径660mm、245/40R18だと直径653mmなので、タイヤサイズはこれにします。リム幅に余裕はあるので、将来的には必要に応じてサイズアップも可能です。
と言う事で、
| Fr:18×8.5J+40、225/45R18 Rr:18×9.5J+43、245/40R18 | |
| あたりのタイヤ&ホイールが候補になります。 ここまで外側がフェンダーからはみ出るかどうかしか考えていませんでしたが、タイヤの直径も大きくなり、内側にも幅が広くなるので内側との干渉も考えないといけません。 と言う事で、フロントから。 都合により、純正ホイール(17×7.0J+48)に純正サイズ(215/45R17)のスタッドレスを取り付けて測定したので、この写真から、ホイールの半径が0.5インチ(12.5mm)増加し、リムが内側に10.75mm広くなります。また、タイヤの半径は17mm増加しますが、幅方向は ほぼ変わらないと思われます。 ステアリングを左に目一杯切った状態で右フロントタイヤの前側がボディーなどと干渉しないか確認。右フロントタイヤの前側の地面から上を見上げるように撮った写真に、上記変化を予想した青い線を入れてみたのがこれ。 ![]() フェンダーライナーや、ブレーキチューブブラケットとは10mmくらいのクリアランスでギリギリ大丈夫かな?って感じです。 次に、ステアリングを右に目一杯切った状態で右フロントタイヤの後ろ側がボディーなどに干渉しないか確認。右フロントタイヤの後ろ側の地面から上を見上げるように撮った写真に同じように青い予測線を入れてみました。 ![]() こちらもサイドメンバーとのクリアランスが10mmくらいかな? こんな感じなので、左に目一杯切った時に、ブレーキチューブを固定しているブラケットとのクリアランスとフェンダーライナーとの隙間が一番厳しい感じですが、リムガード付きのタイヤを想定しても、ギリギリ大丈夫そうかな? と言う感じ。これ以上は実際に取り付けてみないと分かりません。 次にリア。 こちらも、純正ホイール(17×7.0J+48)に純正サイズ(215/45R17)のスタッドレスを取り付けて測定したので、この写真から、ホイールの半径が0.5インチ(12.5mm)増加し、リムが内側に26.25mm広くなります。また、タイヤの半径は14mm増加し、幅方向は 10mm内側に増加すると思われます。 フロント同様、地面から見上げるアングルで写真を撮り、上記変化を予想した青い線を入れてみました。 ![]() リアはフロントのように左右には切れませんが、駐車ブレーキのワイヤーガイドとのクリアランスが7〜8mmくらい。装着時に確認し、気になるようだったらこのガイドを少し曲げてクリアランスを確保すれば大丈夫と思われます。 ここまでの検討から、
・タイヤの厚さ(サイドウォール高さ)を維持しつつ ・90mmの最低地上高を確保 ・フェンダーとタイヤの高さ方向の隙をピタピタに詰められる ・フェンダーとツライチ ・スピードメーターの誤差減 と言うことを実現できそうです。 次はタイヤを何にするか・・・ですかね。 |






